SNSでも使える、歌川国芳のネコ作品「猫飼好五十三疋」のスタンプ
猫好きな浮世絵師として知られる歌川国芳。その人気作品に登場する猫をデザインしたコミュニケーションスタンプが登場しました。
斬新な発想で多くの作品を生み出し「奇想の絵師」とも呼ばれ人気を博した歌川国芳。猫を抱えながら作品を制作していたと言われるほど猫好きな一面を持つ浮世絵師で、最近は猫ブームも相まってその作品に注目が集まっています。
そんな国芳が描いた作品のひとつに、「猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)」という猫の絵があります。
これは、1848年頃に描かれたもので、当時、江戸から京までの道中にあった53の宿場、東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)に、日本橋と京を加えた55の宿場名をもじって、55種類の猫の仕草を絵で表現した国芳らしいユーモアのある作品です。
この作品に登場するさまざまな猫たちをアレンジ&イラスト化したハンコが今年の2月に発売されていましたが、今回発売されたのはその「コミュニケーションスタンプ」版で、イラストは下記の40種類。
江戸っ子・国芳が描いた猫たちと一緒に「あいよっ!」「そいつぁめでてぇ!」など、江戸っ子調のコメントが添えられているのが特徴的ですね。
コミュニケーションスタンプは、このイラストを元にした「SNS用」と「紙用」の2種類がラインナップ。
SNS用は40種類入りで350円。購入するとフルカラーのPNGデータをダウンロードすることができ、LINEやfacebookなどで会話やタイムラインに投稿したり、SNSのアイコンとして使うこともできます。
一方の紙用は速乾性インクと木製スタンプのセットで価格は1,000円。スタンプのイラストは40種類の中から1つ選択でき、紙や布、木といった素材にスタンプすることができます。お店のスタンプや猫好きさんへのプレゼントなどに使えそうですね。
LINEのスタンプや市販されているスタンプには、可愛い猫キャラのスタンプが多いですが、江戸時代に描かれた猫作品をモチーフにしたスタンプもなかなか味わい深いものがあります。
猫好きな人とのコミュニケーションに使ってみてはいかがでしょうか。
出典:prtimes.jp