鹿児島生まれのトラベルキャット、旅猫ニャン吉の写真展がスコットランドで開催されたにゃ
日本全国を旅する旅猫「ニャン吉」の写真展が、スコットランドで5月6日に開催されました。
ニャン吉とは、飼い主である飯法師(いいほし)さんと一緒に日本全国を旅する、鹿児島生まれのサバ白猫。
ある日、会社の倉庫に閉じ込められそうになっていたところを、サラリーマンバックパッカーとして世界中を旅をしていた飯法師さんによって保護されたのが2人の出会いの始まり。好奇心旺盛で車に乗るのにも抵抗がなかったというニャン吉は、飯法師さんとドライブに出かけるうちにどんどん距離が伸びていき、いつの間にやら全国を旅をするようになった猫なのです。
全国各地の名所や大自然を満喫しているニャン吉の姿は、写真集や写真展、ソーシャルメディアなどで公開されて多くのファンを獲得。猫好きな人の中には、阿蘇山を背景にさっそうと歩くニャン吉の写真を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そのニャン吉の写真展が日本を飛び出し、にゃんとスコットランドの首都・エディンバラで行われました。台湾や香港など海外にもファンを多く抱えるニャン吉ですが、ついにヨーロッパでも写真展を開催。会場となったのは、エディンバラ市内にあるセントメアリーズ大聖堂です。
なんでも、在エディンバラ日本国総領事館が主催したイベントがこの大聖堂で企画され、その中で「旅猫 ニャン吉写真展」も開催する運びになったのだとか。
会場では、野良生まれだからこそできるキメ顔と決めポーズ、野良魂を発揮して出かけた数々のパトロール写真、日本の自然や文化の素晴らしさが伝わる選りすぐりの写真などが展示され、たくさんの人たちが楽しんだようですよ。
家族連れで観覧する人や
女の子も楽しんでいる様子
ニャン吉の地元・鹿児島もしっかりアピール
猫の写真の魅力は、言葉の壁を超えて伝わるのが良いですよね。
飼い主の飯法師さんによると、ニャン吉は九州出身の元野良猫ということもあり、地震で被害を受けた熊本の復興を盛り上げることや、野良猫に目を向けくれる人たちを増やして殺処分される猫を減らしたいとの思いから、さまざまなメディアやイベントに登場しているのだとか。
今後もそうした思いをどんどん広めていきたいと考えており、世界中からの写真展開催のオファーを待っているようですので、他の国々でニャン吉の写真展が行われるかもしれませんね。
また、5月19日に発売予定のムック本「ネコまる(夏秋号 Vol.34)」には、ニャン吉の特集が6ページに渡って掲載。特別付録としてニャン吉ポストカード付いてきますので、興味のある方はこちらもチェックしてみてはどうですかニャ。
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