猫のマイキーが図鑑になったよ!日英のバイリンガル絵本「マイキー・スタイル・ブック」が発売
スウェーデンの人気陶芸作家 LISA LARSON(リサ・ラーソン)が初のオフィシャル図鑑を発表。シリーズ第1弾として日本で最も有名な北欧の猫キャラクターを収録した『MIKEY STYLE BOOK(マイキー・スタイル・ブック)』が登場します。
マイキーはリサ・ラーソンが描いたスケッチを娘のヨハンナ・ラーソンがグラフィックに落とし込み、親子の共同制作によって2008年に誕生した猫キャラクター。
赤と白のシマシマ模様や胴長でずんぐりとした体型、ユーモラスな表情が愛嬌たっぷりで、素朴な温かみのある存在感は多くの人々を魅了しています。
そんなマイキーはお馴染みの縞模様だけでなく、桜柄になったりハート柄になったりと、今でもバリエーションが増え続けていますが、一冊の本としてまとめられたことはありませんでした。
本書はこれまで生まれてきたマイキーと今回新たに生まれたマイキーの中から、10匹を選んで作り上げた図鑑のような書籍で、見開きページの左側にマイキーの大きなイラストが、右側のページには詩のような短い文章が配置されたシンプルな構成。
全部で10匹のマイキーが描かれていて、ページをめくるたびに色取り取りのマイキーが姿を現します。
さまざまなマイキーが登場する図鑑でありながら、メッセージ絵本になっているのも本書の特徴。
これには「私たちを取り巻く大切なことについて考えてみよう、話してみよう、想像を膨らませてみよう」という製作意図が込められており、例えば春のマイキーのページでは「モデルはさくらのマイキーさん。桜を見ると、いろいろなことを思い出す」、夏のマイキーのページでは「海に行きたい。海は全ての命のお父さんとお母さんだ」といった具合に、季節・自然・生命などをテーマにしたやさしい言葉で伝えています。
メッセージは右上が日本語、右下が英語になっていて、英語のテキストは日本語をそのまま英訳するのでなく、絵を含めた本全体のメッセージを汲み取りながら作成した英文テキストを使用。
バイリンガル表記になっているためグローバルなプレゼントにもぴったりで、絵を見て、言葉を読んで、想像して、誰かと話したくなる、コミュニケーションのきっかけ作りに適した一冊となっています。
この『マイキー・スタイル・ブック』は4月25日より全国の書店などにて発売されるほか、出版元のトンカチストア(shop.tonkachi.co.jp)では刊行記念として特別なマイキーセットを発売。
リサ・ラーソンと娘のヨハンナによる共作絵本「BABY NUMBER BOOK」「BABY COLOUR BOOK」が付いてくる「リサ・ラーソンの絵本セット」、約36cmのマイキーのぬいぐるみが付いてくる「絵本であそぼうセット」、キャンバス素材のマイキーバッグが付いてくる「おでかけセット」の3種類で、いずれも同ストア限定商品となっています。
<参考>
・赤と白のシマシマ猫を探すニャ!親子で一緒に楽しめる絵さがし絵本「マイキーはど〜こだ?」
・猫のマイキー好きにはたまらニャい!リサ・ラーソンの新作アイテム「ABCブック&腕時計」
・神出鬼没な猫がクセになる、お笑い芸人で絵本作家の田中光さんによる新作絵本『ねこいる!』
(C) Lisa Larson/TONKACHI, LTD