「早くも熱帯夜?」寝苦しくて目が覚めてしまった飼い主さん、5匹の猫に暖められている事実に気づいて納得
5月が終わり、今年も寝苦しい梅雨や夏の季節がやってきますが、猫をたくさん飼っているお家では「早くも熱帯夜到来か?」と錯覚してしまうような出来事があったようです。
7匹の猫と暮らしている「かりとん(@kariton28mhy25)」さんは先日、ひどい眠気を感じたことから、いつもより早めに1人で寝室に向かってベッドに入ることに。その後、しばらくは心地よく寝ていたそうなのですが、だんだんと体が暑くなってきて、我慢できなくなり目が覚めてしまったと言います。
その時の光景がこちら。
大の字のような姿勢でベッドに横たわっている飼い主さん。
毛布を半分はいでいることから暑がっている様子が伝わってきますが、それもそのはず。周りには先ほどまでリビングにいたはずの猫たちがいて、足の間に2匹、左足の外側に2匹、左脇に1匹、隣のベッドに1匹と、計6匹に囲まれている状況。人間よりも体温の高い猫がこれだけ密集していたら寝苦しくて起きてしまうのも無理はありません。
目が覚めた時、いつの間にか横にいたご主人に「人気者だね」と言われて、初めて猫たちに温められていた事実に気づいたという飼い主さん。確かに寝転がった状態のままでは6匹に囲まれていることを把握するのは困難で、スマホで撮った写真を見せてもらって、ようやく周りの状況を理解することができたのだとか。
「猫が1匹〜2匹まわりに寝ていることはよくあるのですが、まさか5匹いたとは思わず、主人から教えてもらった時には『そりゃ暑いわ~』と納得しました。そして、みんなが集まってきてくれたことが嬉しかったです。でも、いつも一緒に寝ているテッテ(となりのベッドにいるハチワレ)がなんとも寂しげで、可哀想なような可愛いような複雑な気持ちになりました。」
それにしても、リビングでくつろいでいた猫ちゃんたちは、なぜ揃って寝室に移動していたのでしょうか。
実は飼い主さん、普段は夜中までリビングでゴロゴロしながら過ごしていて、この日は早めに寝室へ行ってしまったことから、気になった猫たちが集まってきたのではないかと考えられるのだそう。また、夜中に訪れるご飯タイムを待っている節もあったようで、最初は気になって追いかけてきたけれど途中からはご飯目当てで監視を行っていたのかもしれません。
それならば、もう少し離れた場所に座っていても良さそうなものですが、そこには猫たちならではの事情がありました。
と言うのも、飼い主さんといつも一緒に寝る2匹の猫はポジションが決まっていて、他の子たちは自分が好きな猫について行く形で、このように周りに集まってくるのがお決まりのパターン。隣のベッドから見つめている猫ちゃんは、自分の特等席が取られてしまったために、ぽつんと離れた形になってしまったのだとか。
早くも熱帯夜到来、かと思ったら猫に暖められてた pic.twitter.com/Z4yWW7bW96
— かりとん (@kariton28mhy25) May 21, 2024
猫ちゃんたちの寝場所は季節によって異なり、真冬は床暖房がついているリビングに、春から夏前や秋などの少し肌寒く感じる夜は、寝室に集まってくることが多いのだそう。しかし、この日は猫に囲まれて眠るには少し暑すぎた飼い主さん。この後、一度体温を放熱させるためにみんなと一緒に起きて、リビングで再びゴロゴロして過ごしたと言います。
毎晩のように猫たちと一緒に寝ている飼い主さん。
インタビューの最後に気になる寝心地について聞いてみると「猫を驚かせてしまわないように寝相に気を付けるようになりました。温かくて柔らかくて心地よい反面、なかなか寝返りなどが打てないので、たまに股関節や身体が痛くなったりします。」と、多頭飼いならではの苦労を明かしてくれました。