猫が駄々をこねる爆笑の瞬間!散歩中に「帰るよ」と言われて側溝に逃げ込む猫の姿がかわいすぎた
小さな子どもが公園やお友だちの家で遊んでいる時に、帰りの時間になったことを伝えると「イヤだ!」と駄々をこねる場合があります。駄々をこねるのは未発達な子どもにとって言葉にできない気持ちを表現する手段であり、傍から見ている分には微笑ましい光景ですが、実は猫の中にも似たような行動を取る子がいるようです。
キジシロ猫のみわちゃんは、飼い主さんと一緒にお散歩するのが大好きな女の子。ところがある日、いつものように散歩をしている途中で飼い主さんが「そろそろ帰ろうよ」と声をかけると、自ら側溝に入り込んで帰りたくない意志を示す行動に出たと言います。
側溝はもともと、道路に溜まった雨水などを排水するために設置されている溝ですが、その中に入っているのはうつ伏せになったまま伸びている一匹の猫ちゃん。
ボディの横幅と側溝の横幅は同じくらいのサイズ感で、まるで猫のために用意された場所のようなフィット感ですが、これほど隙間なくハマってしまうと外から取り出すのは中々難しそう。感情的に騒ぎ立てる子どもとは違ってスマートな駄々のこね方ですが、まだまだお散歩から帰りたくないという気持ちがヒシヒシと伝わってくる光景です。
みわちゃんは、飼い主さんのお仕事がある日は1日1回、休日には朝昼晩と3回もお出かけするほどのお散歩好き。
この時は朝方散歩をしている最中で、洗濯や掃除をするため飼い主さんがいつもより早く帰りの声をかけたところ、道路を歩いていたみわちゃんは自ら側溝に入り込んで「帰りたくない」と意思表示。冒頭の写真はその瞬間を捉えたものなのだとか。
普段は「帰るよ」と声をかけてから、猫の脇に手を添えて抱き上げたまま帰宅するのが習慣になっているため、それを回避するような行動を見て「あー持ち上げられないようにするため溝にうずくまったな」と思った飼い主さん。
実はみわちゃんがこのように駄々をこねるのは2度目のことなのだそうで、「初めて見た時は驚いてただ笑うだけでしたが、今回は2回目だったので記念にスマホで写真を撮る余裕がありました。」と撮影当時の様子を振り返ってくれました。
この後、しばらく側溝にハマっていたみわちゃんでしたが、太陽の光に照らされたコンクリートに触れているのが熱かったのか、じっとしていられずに自ら出てきたのだそう。その瞬間をすかさず飼い主さんに捕獲されて、いつも通り強制帰宅することになったようです。
これは散歩に出て「そろそろ帰ろうよ」と声をかけると、側溝に自らはまって「帰りたくない」意志を示すうちのネコチャン。
— りき (@2nyji3hmVRanuDT) August 17, 2024
…あ! ほんとに自分から入ったんです。飼い主の承認欲求のために、飼い猫を側溝に押し込んだわけではありません💦💦
#ねこかわいいね pic.twitter.com/zOaN9mL6jr
みわちゃんが飼い主さんのお家の子になったのは2年前の冬の日、職場に迷い込んで来たところを保護されたのがきっかけでした。
その2日後、飼い主さんの居住地域は近年まれに見るほどの大雪に見舞われ、当時のみわちゃんがまだ子猫であったことから「もし外にいたらこの子は凍え死んでいたかもしれないと思うと、保護できたことにほっとしました。」と語る飼い主さん。
そして、「まだ若い猫なのでずっと室内にいるのは退屈だろう」との思いから、リードをつけて散歩を楽しむ猫の動画を参考にお散歩へ連れて行くようになっていったと言います。
そんなみわちゃんと日々接しながら成長していく姿を見ていると、まるで人間の子どもを育てているような気持ちになるという飼い主さん。
みわちゃんが構って欲しい時には、容赦のない鳴き声を延々と浴びせてくるのだそうですが、「我慢できるのはおそらくこの世で私だけでしょう(笑)。どんなことがあっても可愛がろうと思っています。」と愛猫への思いを語ってくれました。