猫が「2階に来て!」と騒ぐので行ってみると…日当たりの良さを教えてくれた→その優しさにホンワカする人が続出

猫と長い間一緒に暮らしていると、鳴き声や仕草で何を求めているのか何となく分かるようになってきますが、時に想像の斜め上をいくのが猫という生き物。その行動に意外な意図が込められていることもあります。

4匹の猫と一緒に暮らしている蓮沼瑠々(はすぬまるる)さんは、ある日、夕飯の買い物が終わって、リビングでスマホを触りながらゆっくりしていると、突然、サビ猫のくろちゃんが「にゃおー!にゃおー!」と鳴きながら2階から降りてきたと言います。

階段を降りてくるサビ猫のくろちゃん
くろちゃん 11歳♀(提供:飼い主さん)

リビング近くまでやって来ると、ドアからひょっこり顔を出して、再び「にゃおーにゃおー!」と鳴き始めたくろちゃん。傍から見ると、「これは何か訴えたいことがあるに違いない。(しかも急ぎの用件で)」と思うのが自然でしょう。

しかし、くろちゃんは2階の寝室で遊んだりじゃれるのが好きな子で、普段から誘ってくることがよくあるため、この日も「いつもみたいに遊びたくて呼びに来たのかな」と思った飼い主の蓮沼さん。その後、猫に導かれるように階段をトコトコと上って行き、寝室にたどり着いたそうです。

一方、くろちゃんは寝室に入ると、通常であればフローリングにゴロンと寝転んで遊びを催促してくるところが、何故かベッドの方へ向かって猛然とダッシュ。そのまま日が当たってるところにズザァァッとスライディングしながら寝転んだのだとか。

日当たりの良い場所を飼い主さんに教えてくれたサビ猫くろちゃん
その瞬間を捉えた写真

この光景を見て、「そんなに急いで暖かいところを教えたかったんだ…(笑)」と感じた飼い主さん。

猫ちゃんが遊ぼうと誘ってきたり、家の中で日向ぼっこをしているのは良くあることなのだそうですが、今回のように暖かい場所を教えてくれたのは初めての出来事。2階からわざわざ降りてきて飼い主さんに教えてあげる、という優しい行為が何とも微笑ましく感じられるワンシーンですね。

この写真がSNSのX(旧Twitter)へ投稿されると、8,400件を超えるリポストと5.9万件の”いいね”が発生。写真を見たユーザーからは「可愛い過ぎる」「一緒に昼寝しよっ、って言ってるんですね」「優しい世界」「ほっこりする」などたくさんのメッセージが寄せられ大きな反響を呼んでいます。

見た目はれっきとしたサビ猫だけど、生まれた頃は茶色が目立たない被毛だったことから、黒猫っぽい名前を命名された「くろちゃん」。繊細で神経質な性格をしている一方で、遊ぶことが大好きだったり、体調不良で寝込んでいるお母さんの側にずっと寄り添ったりする優しい一面もあるのだそう。

くろちゃんが飼い主さん宅の家族になったのは、母猫みーこちゃんの脱走がきっかけでした。もともと飼い主さんのお家では1匹の捨て猫(まるちゃん)を保護して飼っていて、その後に三毛の野良猫(みーこちゃん)を飼うことにしたものの、避妊手術をする前に脱走してしまい、妊娠した状態で帰宅して2匹の子猫を出産。

その時生まれたうちの1匹がくろちゃんで、もう1匹の弟猫(ちゃぱちゃん)と一緒に家族として迎え入れることにしたのだと言います。

そんな4匹は飼い主さんにとって何より大事な存在。

蓮沼 瑠々さんの愛猫4匹
仲良さそうな4ニャン

「もうずいぶん長く猫と暮らしていますが、猫と暮らしてる時と暮らしていなかった時では、1日で笑顔になる回数が全然違ったんじゃないかなと感じています。これからも家族の笑顔や、猫だらけのスマホのカメラロールを増やしてくれるんだろうなと思っています。」と愛猫たちへの思いを語ってくれました。

今回インタビューに応じてくれたのはイラストレーターの蓮沼瑠々(Ruru Hasunuma)さん。猫に邪魔されながらも、美少女イラストやホラーイラストを中心とした作品を描いているクリエイターで、本記事で取り上げたくろちゃんのイラストを特別に描いてくれました。

サビ猫くろちゃんのイラスト by 蓮沼 瑠々
くろちゃんそっくりニャ

蓮沼さんの作品はXやHP(hasunuma-works.tumblr.com)などで公開されているほか、コミッションプラットフォームのSkeb(https://skeb.jp/@unimagurooo)では制作依頼も受け付けています。

取材協力:蓮沼 瑠々(@unimagurooo)さん

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