銀座の街中に捨てられた子猫の感動物語!実話を元にしたマンガ「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」

不器用な喫茶店のマスターと、看板猫・ポンの物語を描いたコミック「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」が11月17日に発売されました。

喫茶店のマスターと看板猫・ポンの物語を描いた漫画「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」

本書は東京の繁華街・銀座の街中に捨てられてしまった子猫が、喫茶店の看板猫となりお店を盛り上げていくという、実話を元に描いた物語。

舞台は創業70年の老舗喫茶店、肉を使わない名物カレー「辛来飯(カライライス)」で長年東京のカレーファンに愛され続けてきた名店「ニューキャッスル」。

物語は1匹の子猫が都会のど真ん中、銀座の街中に捨てられてしまうところから始まります。

銀座の街中に捨てられた猫、ポンちゃん by 「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」


しかしその直後、脱サラして名物カレー屋の2代目マスターになっていた店主とお店の前で遭遇し、ひょんなことから面倒をみてもらえることに。

喫茶店の店主に面倒を見てもらう捨て猫のポンちゃん by 「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」

最初は怯えていた子猫はポン太(ポンちゃん)と名付けられ、徐々に心をひらいていき、その後15年間にわたり看板猫として銀座を見守って行くことになるのですが、本書にはその様子をはじめ、銀座で働く人々がポンちゃんに救われた話や、東日本大震災のときにカレー屋さんが崩れてしまった話など、著者が取材を通じて聞き取った心温まるストーリーが描かれています。

徐々に人間に慣れていく捨て猫のポンちゃん by 「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」

ストーリーもさることながら、物語の展開に合わせた色使いも本書の見所のひとつ。

最初はモノクロ漫画からはじまり、続いて2色漫画、最後にはフルカラー漫画といった具合に色使いが変わっていくのが特徴で、銀座の街中に捨てられたポンちゃんが、徐々に人間に心を開いていくにつれて、漫画にも少しずつあたたかい色がつけられていく構成になっています。

皆に愛されるアイドル猫になったポンちゃん by 「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」

本書の著者は、映画にもなったコミック「猫なんかよんでもこない。」や、週刊漫画ゴラクで連載中の「にゃん組長」など、猫マンガを中心に活躍している漫画家の杉作(すぎさく)さん。

物語の舞台となった喫茶店ニューキャッスルに一番近い書店「三省堂書店 有楽町店」では来月、杉作さんによる本書のサイン会が予定されています。

「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」発売記念サイン会

日程:2017年12月2日(土)
時間:14:00〜15:30

場所:三省堂書店 有楽町店 2F特設会場

東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館 1・2F

同書店で「ねことマスター 幸せをよぶ看板猫」を購入した人で希望者には、サイン会の整理券を配布。サイン会当日に持参すれば参加することができるほか、事前に電話予約してサイン会当日までに書籍を購入する形でも参加することができます。

本書の一部は出版社のサイトで無料公開されていますので、興味を持った方は読んでみてはいかがでしょうか。

画像提供:Jitsugyo no Nihon Sha, Ltd.

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