ネコが人生の役に立つ名言をゆる~く解説!哲学入門書『考えない猫が教える脱力系哲学の言葉』

人は何のために生きるのか?

私たち人間は人生の岐路に立ったり、幸福感が得られなかったり、将来への不安を感じたりすると、生きる目的について考えはじめ悩みを抱えがちですが、そんな時によく挙げられるのが哲学者の名言。

人生は悩みが尽きないニャ

著名な哲学者による難解そうな言葉は「今までこう思ってたけど、こんな風にも考えられるなぁ」と閃きに繋がるヒントを与えてくれることもあります。

2月12日に発売された書籍『考えない猫が教える脱力系哲学の言葉』は、そんな哲学者の言葉を可愛らしい猫のビジュアルを交えながら学べる書籍で、ニーチェやフロイト、ハイデガー、パスカル、ルソーといった哲学者による51の名言について、平易な猫の言葉で分かりやすく紹介しています。

表紙イメージ

<ニーチェ>
「ずっと自分を大事にしてきた人は大事にしすぎたために最後は病弱になる」
⇒誰でも傷つきたくないものにゃ。けれど繊細な自分を守りすぎて、臆病なままでいるとどんどん臆病になっていくものにゃ。



<フロイト>
「断念の仕方を知っていると人生は結構楽しい」
⇒思い通りにならないことで悩んでるならいっそ諦める、という選択肢を持っているほうが人生軽やかに楽しむことができるにゃ。

<エーリッヒ・フロム>
「誰かを愛するというのはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。」
⇒感情は移り気なものにゃ。今日は好きでも、1年後も好きとは限らないにゃ。愛は感情じゃないのにゃ。愛とは揺らぐことのない決意であり約束にゃ。
(本文一部略)

ニーチェの言葉

本書の著者は、ベストセラー書籍《ニー哲》こと『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』の著作で知られる、アイドル哲学ナビゲーターの原田まりるさん。

3匹の愛猫と暮らしているという原田さんによると、哲学思考とはドローン目線であり、多様性を受け入れることであると指摘。今まで見慣れていた景色が広く新しいものに感じられ、自分の考えや視野がいかに狭いものだったかを思い知らせてくれる学問が哲学なのだといいます。

エーリッヒ・フロムの言葉

しかし、そのようなことを考えているのは人間くらいで、私たちの身近に暮らしている猫は生きている意味に思い悩むことなく、自由気ままに伸び伸びと生活。それに加えて、時おり窓の外を見つめて物思いに耽る佇まいはどこか哲学者のようであり、悩める者にゆる〜く哲学の言葉を伝えるのには適した存在でもあります。

本書はそんな猫たちの様々なポーズや表情を交えながら哲学について教えてくれる書籍で、登場する可愛らしい猫の写真の数々は「ユーモラスで愛おしい、ねこの日常」をテーマに、下町や島々で暮らす猫を16年以上にわたって撮り続けているカメラマンの関由香さんが撮影。

フロイトの言葉

人間関係や承認欲求、幸せ、生きる意味など、つい難しく考えがちな人生を、考えない猫がゆる~く解説してくれる一冊となっています。

書名:考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉
著者:原田まりる/写真:関由香
仕様:四六判/128ページ
出版:大和書房
発売:2021年2月12日

<参考>
日本で一番ゆる〜い論語の解説書?かわいい猫の写真と一緒に楽しく学べる「ねころん語」
猫のように生きる71の極意を伝授!写真でも癒やされるエッセイ集「ニャンコ流でお気楽人生」
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(C) DAIWASHOBO

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