ベテランの俳優ねこが名演技を披露!実写映画『耳をすませば』に登場する猫・ムーンの場面写真が公開
清野菜名・松坂桃李W主演で10月に上映予定の映画『耳をすませば』から、作中に登場する猫「ムーン」の新たな場面写真が公開されました。
『耳をすませば』は1989年に少女コミック誌『りぼん』で発表された青春恋愛漫画。
読書が大好きな中学生の女の子・月島雫(つきしましずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼ぶストーリーで、1995年にスタジオジブリによって製作されたアニメ映画は大ヒットを記録。
今秋には原作を元にした中学生時代の過去と、10年後の現在をオリジナルストーリーで描いた実写映画の公開が予定されています。
原作漫画には、雫と聖司の関係が深まるきっかけとなった「ムーン」というブチ猫が登場しますが、実写映画ではそのムーン役として「ぽんず」という名前の茶白猫が出演。
安原琉那さんが演じる読書好きな中学生の月島雫は、父が忘れたお弁当を届けるために乗った電車の中で猫のムーンと遭。ムーンに導かれるように「地球屋」という古道具屋にやってきた雫は、そこで人生を変える体験をするというストーリーが展開していきます。
ネコ好きな人の中には、何処かで見たことがあると思った人も多いのではないかと思われる「ぽんず」という猫。
実は過去に映画『ねこあつめのの家・蚤とり侍』『コーヒーが冷めないうちに』『ねことじいちゃん』などの作品に出演しているベテランのタレントねこ俳優で、本作のオーディションでは、参加した10匹以上の猫の中で唯一完璧に演技をこなす役者ぶりを披露して、見事ムーン役の座を射止めたのだとか。
撮影中はカメラが回っていない時でも、雫を演じた安原さん一緒に過ごして、互いの距離を縮めていたという「ぽんず」。
今回解禁となった場面写真では、雫を誘うようにてくてくと歩を進める姿や、カゴの中でゆったりひと休みする姿など、ベテランねこ俳優らしい落ち着き払った態度や表情が印象的。原作に忠実な役柄を演じている様子が伝わってきます。
実写映画「耳をすませば」は、2022年10月14日(金)に全国の映画館で上映が開始される予定となっています。
映画タイトル:『耳をすませば』
出演:清野菜名 松坂桃李
山田裕貴/内田理央/安原琉那/中川翼/荒木飛羽/住友沙来/音尾琢真/松本まりか/中田圭祐/小林隆/森口瑤子/田中圭/近藤正臣
原作:柊あおい「耳をすませば」(集英社文庫 コミック版 刊)
監督・脚本:平川雄一朗
音楽:髙見優
主題歌:「翼をください」杏(ソニー・ミュージックレーベルズ)
<参考>
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©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会