これ一台で猫トイレと居住空間を確保!愛猫との同行避難に備えるケージ「いっしょに避にゃん」

1月17日は阪神淡路大震災の発生日。毎年この時期になると大災害への備えや対策が呼びかけられていますが、ペットを飼っている人にとっては、ペットとの防災についても考える契機となります。

キャリーリュックで避難する猫のイメージ写真

環境省によると、災害時にペットの飼い主が安全な場所へ避難を行う場合は、ペットと共に同行避難することを推奨。平常時から災害に備えたペット用備蓄品の確保や避難ルートの確認をしておき、避難先におけるペットのお世話やペットフードの確保、飼養場所の管理などは原則として飼い主の責任で行うことになるとしています。

猫の場合はリードで繋いでおくわけにはいかず、かと言って動物病院に連れて行くようなキャリーバックの中で数日過ごすのは困難。家に置くタイプのケージでは大きすぎて持ち運ぶのが容易ではありません。

そのため、避難先での居住空間を想定して作られた災害用のキャリーバッグなどを様々なメーカーが提供していますが、猫の緊急避難用ケージの企画開発を手掛ける猫のとびら社からは今冬、「いっしょに避にゃん」という新製品が発売されています。

猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」正面イメージ
いっしょに避にゃん
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」扉の開閉イメージ
扉の開閉イメージ

これは災害時のペットと同行避難することに特化した折りたたみ式のケージで、「ケージ+猫トイレ+トートバッグ」がセットになった商品。

猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」を折りたたんだイメージ
ケージ(折りたたみ時)
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」に付属する猫トイレ
猫トイレ
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」を持ち運ぶ専用トートバッグ
トートバッグ

普段は付属のバッグに入れておくだけで場所を取らず、いざ避難が必要になった場合はバッグごと持っていくだけでOK。ケージ本体は3kg、トイレは0.3kgと軽量のため女性でも一人で持ち運ぶことができるほか、工具を使わずに約1分ほどで簡単に組み立てられるように設計されています。

<組み立て方>
1.フックを外してパーツを取り出す
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」の組み立て手順1

2.かべ板を広げて底板にはめ込む
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」の組み立て手順2

3.上からフタを被せてフックで固定
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」の組み立て手順3

4.ベルトを調節して完了
猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」の組み立て手順4

組み立てたケージの中にはトイレと居住スペースがあるので、避難時にもこれ一台あれば猫の飼養場所を確保することが可能。猫を入れたまま持ち運ぶ用途ではないので、移動は通常のキャリーで行い、避難先で組み立てて使用します。

猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」の内部イメージ
内部イメージ

また、災害時には水不足に陥る可能性もあるため、内部が汚れてしまった場合でもサッと水拭きするだけで掃除できるように、ケージの素材にはプラスチック製のダンボールを使用。

窓を取り付けて通気性や採光性も考慮した作りで、猫はもちろん、小型犬やうさぎ、フェレットなどの小動物の利用にも対応しています。

猫と同行避難するための避難用ケージ 「いっしょに避にゃん」を使用する猫
実際の使用イメージ

本製品の発売元企業によると、避難所でのペットの扱いは各自治体や管理者の判断に委ねられていて、ちゃんとしたルールが定められていない所が殆どで、鳴き声や感染症リスクなど様々な問題から避難所でのペット受け入れは厳しい状況にあると指摘。

そのため、避難所に行けば何とかしてくれるだろうとの「公助」を求めるだけでは無く、自分の家族は自分で守る「自助」の意識や準備、飼い主のモラル向上も重要で、自治体や避難所が受け入れやすい環境を作るため、避難用ケージなど災害時にペットと人のために必要な装備を飼い主側で用意しておくことが大切であるとしています。

品名:いっしょに避にゃん
価格:19,800円(消費税、送料込み)

<仕様>
ケージ:W 68 x D 9 x H 43 (cm)収納時
ケージ:W 68 x D 43 x H 43 (cm)組立時
トイレ:W 35 x D 26 x H 8.8 (cm)
バッグ:W 70 x D 16 x H 50 (cm)
耐荷重:10kg

(C) 猫のとびら合同会社

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