猫と百獣の王が共演、岩合光昭写真展「ネコライオン」埼玉・狭山市立博物館で開催中

動物写真家・岩合光昭さんの写真展「ネコライオン」が3月9日から、埼玉県にある狭山市立博物館で開催されています。

狭山市立博物館で開催中の岩合光昭写真展「ネコライオン」メインビジュアル
© Sayama City Museum

自らを「動物写真家」と名乗っている岩合光昭さん。その名のとおり被写体は動物全般が対象で、これまでに地球上のあらゆる地域をまわって、ライオンやホッキョクグマ、クジラなどさまざまな野生動物を撮影しています。

その中でも特に多くの時間を割いて撮影しているのが「ネコ」と「ライオン」。

同じネコ科でありながら、身体のサイズや住環境、生活スタイルなどは大きく異なりますが、岩合さんによると、それでも両者にはどこか似ているところがあり、撮影を重ねるうちに「ネコは小さなライオン、ライオンは大きなネコ」と感じるようになったと言います。

 


ネコライオンとは

写真展「ネコライオン」では、そんな岩合さんのカメラが捉えた人間と共生するネコ、そして野生に生きるライオンの姿、約80点の写真作品を展示。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

クレヴィスさん(@iwagocats)がシェアした投稿

「視 See」「触 Touch」「味 Taste」「嗅 Smell」「聴 Hear」、5つのジャンルに分類されたネコとライオンの写真を比較し、彼らの共通点や差異を感じることで、人間がどこかに忘れてきてしまった「野生」を浮き彫りにしていく構成となっています。

※実際の展示構成および内容は一部異なる場合があります。

 

展示作品イメージ

「ネコライオン」、子供を咥えて運ぶ猫の写真
© Mitsuaki Iwago
「ネコライオン」、子供を咥えて運ぶライオンの写真
© Mitsuaki Iwago
「ネコライオン」、あくびをしている猫の写真
© Mitsuaki Iwago
「ネコライオン」、あくびをしているライオンの写真
© Mitsuaki Iwago

※写真引用:http://www.crevis.co.jp/exhibitions/exhibitions_023.html

関連情報

■我が家の猫ちゃん写真展
愛猫や近所で見かけた猫の写真を撮影して持参または郵送すると、写真展の期間中に館内の専用スペースで展示してもらえるほか、本展の優待割引券を1枚プレゼントしてもらえます。

写真:L版プリント(約8.9cm×12.7cm)
締切:2019年5月6日(月)まで
宛先:〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1丁目23番地1
  :狭山市立博物館「ネコライオン展」担当者
※写真の返却は不可
※人物が写りこむ場合は本人の承諾が必要

■春のまいまい体験講座
写真展開催中の土曜・日曜・祝日は、毛糸を使ったネコやライオンの可愛いポンポンなどを作れる工作教室が開催されます。

受付:10:30〜11:45/13:30〜14:45
費用:200円〜350円

■ネコとライオン 進化の不思議
進化の系統では1千万年以上前に分岐したネコとライオン。双方を比較して進化の世界を紐解く展示が行われます。

 

写真展 概要

名称:岩合光昭 写真展 「ネコライオン」
期間:2019年3月9日(土)〜5月12日(日)
時間:9:00〜17:00
  ※入館は閉場の30分前まで
休館:月曜日(祝日は開館)、4/26、5/7
料金:一般 300円、高大生 200円、中学生以下無料

会場:狭山市立博物館

〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1丁目23番地1

¥1,980 (2024/11/22 03:42:42時点 Amazon調べ-詳細)

最近の投稿