サビ猫のイメージもアップ!?岐阜名物を食べながら猫助けできる「さび食堂」
全国で保護猫カフェを展開しているネコリパブリックが11月1日、本格的な定食などを楽しめるお店「さび食堂」をオープンしたと発表しました。
ネコリパブリックは、2022年2月22日までに日本の行政による猫の殺処分をゼロにすることを目標に掲げて全国で7店舗の保護猫カフェを運営。
その他にもトレーラーハウスやホームセンターでの譲渡会、ホゴネコ文化を広めるための大型イベント「ネコ市ネコ座」、ネスレピュリナと共同運営するホゴネコ譲渡会ふれあいスペース「ネコのバス」、猫飼育可の物件専門不動産仲介サイト「ネコリパ不動産」、オリジナルのアパレル雑貨ブランド「NECOREPA(ネコリパ)」など、猫助けに繋がるさまざまなプロジェクトを展開しています。
この度新たに誕生したのは「懐かしい」をテーマにした昭和レトロな食堂「さび食堂」。場所はネコリパブリック岐阜店から徒歩1分ほどの立地にあります。
食堂の外観にはあえて「猫感」を出さないデザイン設計になっていて、猫に興味がない人や苦手な人、嫌いな人にも来店してもらい、美味しい食事を食べることで知らない間に猫助けにつながるようなお店にしたいと考えているのだとか。
一方、店内に入ると猫の置物や猫の絵が飾られていたり、猫柄の食器が用意されていたりと、ネコを意識したインテリアがところどころに。
朝の7:00から14:30までの営業時間内には朝食タイムと昼食タイムがあり、朝食は炊きたてご飯に卵やかつお節、日替わりのトッピングなどを添えて自分好みの「ねこまんま定食」を作れるほか、昼食は岐阜名物の土手煮や鶏ちゃん(けいちゃん)などの定食を提供。
セルフサービス制のため、ご飯の量は自分好みに調整することができます。
店名である「さび食堂」の由来となっているのは、黒色と茶色が不規則に入り混じった模様をしている「サビ猫」。
同社によると、サビ猫は頭が良くて 甘えん坊で人と生活しやすい性格にもかかわらず、その特徴的な容姿ゆえに里親募集の譲渡会ではサビ猫だけが残ったり、保護猫でもサビ猫だと引き取られにくい傾向があるといいいます。
そんなサビ猫のネガティブなイメージを変えたい!との想いから「SAB!」という新ブランドを設立。
そのブランドプロジェクトの一環として誕生したのが「さび食堂」なのだとか。
本記事の執筆時点ではネコリパブリック岐阜店に花ちゃんというサビ猫も在籍。興味のある方は食堂と保護猫カフェをはしごしながら楽しんでみては。
店名:さび食堂 お惣菜処
時間:7:00〜14:30
朝食:7:00〜10:30
昼食:11:30〜14:30
定休:木・金
岐阜県岐阜市正木中1-1-1 カワボウビル1階
⇒ネコリパブリックECサイト
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