北海道の猫に密着した2冊の写真集「ゆきねこ&かべねこ」の写真展が開催
北海道の厳しい環境の中で目立たぬようにひっそりと肩を寄せ合い、しなやかに生きている猫たちの写真集「ゆきねこ」「かべねこ」の発売を記念した写真展が10月23日より、北海道新聞社1階にある道新プラザ DO-BOXにて開催されます。
「ゆきねこ」「かべねこ」は、北海道を拠点に記録保存系のカメラマンとして活動する傍ら、札幌の街や夜景、外で暮らしている猫たちの撮影をライフワークとしている写真家・吉田裕吏洋(よしだ ゆりひろ)さんによる写真集です。
「ゆきねこ」はタイトルどおり「雪×ねこ」をテーマに写真集で、とある港町・坂の町・山間の町中などにいつの間にか紛れ込んでいる猫たちの冬の日常を紹介。寒さの中に垣間見える猫同士のふれあいや、厳しい冬を乗り越えて春の足音に表情がゆるむ猫たちの姿が捉えられています。
一方の「かべねこ」は「壁×ねこ」がテーマ。壁際に寄り添っている猫たちを昭和を思わせる懐かしい背景と共に切り取りとった写真集で、さまざまな壁や塀、消えゆく街の風景に溶け込む猫の姿が収められています。
この2冊は今年の7月に同時発売されましたが、23日からは新たに発売記念の写真展を開催。
会場には写真集に掲載されているものの中から約20点の作品が展示され、スライドショーも常時上映されるほか、27日(土)と28日(日)には著者が終日在廊を予定。各日11:00と14:00からはトークショーが開催され、撮影秘話や「あんなかべねこ」「こんなかべねこ」などについても語られる予定となっています。
北海道の外ねこたちにとっては、そろそろ雪の季節。
一足先に「ゆきねこ」の世界を覗いてみては。
期間:2018年10月23日(火)~28日(日)
時間:10:00〜19:00
:10:00〜16:00(最終日)
会場:道新プラザ DO-BOX 北海道新聞社1階
住所:北海道札幌市中央区大通西3-6
また、東京の吉祥寺周辺エリアで10月末まで行われている「吉祥寺ねこ祭り」では、コピス吉祥寺4Fにあるアートギャラリー(連絡通路)にて、吉田裕吏洋・ふかがわゆうこ写真展「蝦夷の猫・江戸の猫」も開催中。
こちらも吉田さんのネコ作品を鑑賞することができます。
参考:北海道のネコに密着した写真集が2冊同時に発売「ゆきねこ&かべねこ」
(C) Yurihiro Yoshida