猫の鳴き声（猫語）のサンプル音声や意味について解説

猫の鳴き声は一説によると20種類近くもあると言われており、その中には人間に聞き取ることができない高音も含まれるため、私たちが耳にしているのはその一部と考えられています。

しかし、実際に耳にする鳴き声は人間に向かって発せられていることも多く、愛猫の鳴き声（=猫語）の意味を理解したい、と感じる飼い主の方も多いのではないかと思います。

このページでは以下の情報を掲載していますので、猫とのコミュニケーションにお役立てください。
・猫の鳴き声と意味
・鳴き声のサンプル動画
・鳴き声のアプリ

※猫の鳴き声の意味については現在も研究が行われている分野であり、研究者によって見解が異なることもありますので、その点ご了承のうえ参考程度にご覧ください。

猫の鳴き声と意味

鳴き方	長さ	大きさ	高さ	意味
ニャー	★★	★★	★★	要求を主張する時の声。例えば飼い主にかまって欲しい時や、ご飯が食べさせて欲しい時など。
ミャーォ
ニャーォ
ニャー	★★	★	★★	要求を控えめに伝える時の声。期待していない、または諦め気味に要求を伝える時の鳴き方です。
ミャーォ
ニャーォ
無音	−	−	−	鳴く動作をして声が出ない場合も上記と同じ意味です。（通称：サイレントミャオ、サイレントミャウ、サイレントニャー）
クルルル	★★	★	★★	要求を主張する時の声。例えば飼い主にかまって欲しい時や、ご飯が食べさせて欲しい時など。少し驚いた時に発することも。
クルクル
プルル
ゴロゴロ	★★★	★	★	リラックスしたり満足している時の声。幼少期に母親の母乳を飲んでいる時に喉を慣らす音で、同じように安心して気持ちが良い時にこのように鳴きます。※近年、体調が悪い時や不安な時にもゴロゴロ慣らすと言われており、自分を安心させようとする時に見られる可能性も。
ニャッ	★	★★	★★	返事や挨拶する時の声。人間の方から猫の名前を呼んだ時にこの鳴き方をしたら返事の意味。猫の方から鳴いてきたらご飯が食べたい、または親しい相手への挨拶の意味になります。
ミャッ
ムァッ
ナーォ	★★	★★★	★★	発情期の鳴き声でダミ声で鳴くことも。異性に対しては求愛の意味で使います。オス同士でこの鳴き方をする時は相手を威嚇したり、牽制する意味があります。
ンニャーォ
アォーン
ニャォーン
シャーッ	★★	★★	−	威嚇したり恐怖を感じている時の声。相手を攻撃する直前、相手の攻撃から防御する時、相手にあっちに行って欲しい時などに発します。
フーッ	★★	★★	−
ウゥーゥゥゥ	★★★	★★	★
ミャーォ	★★	★★★	★★	威嚇する時の声。オス同士の喧嘩で一触即発の状態の時に発します。特に喧嘩で優勢な方の猫がこの鳴き方をして威嚇します。
マーォ
アーォ
ギャッ	★	★★★	★★	かなり痛い時に発する声。人間が尻尾を踏んでしまった時や、メスが交尾を終えた時は激痛が走るためこのような声を出します。
ケケケ	★★	★	★★	獲物を見つけた時の声。ガラス越しに鳥を見つけた時や天井付近に飛んでいる虫など、届かない位置にいる獲物を見つけた時に発します。（通称：クラッキング。ケケケ鳴き、カカカ鳴きとも。）
カカカ
カチカチ