猫の飼育にまわりのサポートを受けられるか

猫は1日14時間くらい寝ていると言われますが、だからといってひとりにしておくことは好ましくありません。

ご飯やトレイの世話はもちろん、適度に遊んであげたりしないとストレスが溜まってしまいます。特に出張、旅行、帰省など連泊で家を空ける場合には、誰かがお世話をしてあげなければなりません。


家族や知人

家族で猫を飼育する場合は家に残っている人がお世話をしてあげれられますし、近隣に住む家族や知人などに面倒を見てもらえるのであれば、心配はいらないでしょう。

しかしそうしたサポートを受けられず、1人暮らしで猫を飼っている人は注意が必要です。猫を飼ってしまったがために外泊が一切できなくなってしまうのもつらいですよね。

そのような場合は、以下の様なサポートが受けられるかどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。

ペットシッター

ペットシッターとは、有料で猫のお世話をしにきてくれるサービスです。

ペットシッターさんは猫が好きで自分自身でも飼っている人であったり、ペットシッターとしての経験を重ねているはずですので、まったく素人の人にお世話をしてもらうよりも安心できるでしょう。

難点は家の鍵をペットシッターの人に預けないと行けないということです。ペットシッターの人は鍵がないと家に入って猫のお世話ができませんので、当然といえば当然ですね。

とは言え、家の鍵を他人に預けるのは不安なもの。ペットシッターをしている人はペットシッターの団体に所属していたり、自身の経歴やペットシッターとしての実績をホームページやソーシャルメディアで公開していることが多いので、そういった情報を比較検討して信頼性を判断することが依頼主側に求められます。

ペットシッターを利用する場合のメリットとしては「猫にとって過ごす環境が変わらない」という点です。猫は警戒心が強く環境が変わるとストレスを感じやすいので、いつも暮らしている部屋に居られることは大きなメリットです。

ペットホテル

ペットホテルとは、有料で猫を預かってくれるサービスです。

ペットホテル専業で行っていることもあれば、動物病院が施設内にホテルスペースを確保して営業している場合もあります。どちらの場合も猫にとっては見知らぬ場所で過ごさなければならないので、その点は猫にとってストレスになるでしょう。

しかしペットシッターの場合と違って施設内に人がいるはず(ホテルに確認してみましょう)ですので、猫の体調に何が異変があった場合にサポートできる、特に動物病院に併設されたホテルであれば獣医師や動物看護師などによる対応が期待できますので、その点はメリットとして考えることができます。

また、家の鍵を渡す必要がありませんので、セキュリティー面でも安心することができます。ひとり暮らしをしていて近隣に頼る人がいなくても、こうしたサービスを受けられるのであれば、猫を飼っていても外泊することが可能ですので、猫を飼う前にチェックしておいた方がよいポイントです。

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