謎の猫店主などキャラクターの未公開画像を一挙公開、新作アニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」
今年の6月に公開予定の映画「泣きたい私は猫をかぶる」から、個性的な登場キャラクターたちの新しい画像が公開されました。
本作はアニメーションスタジオ・スタジオコロリドが手掛ける長編アニメーションの第2弾で、「思春期特有のゆれ動く感情」と「猫に変身するちょっぴり不思議な世界」が交差しながら本当の自分を見つけるストーリーを描いた作品。
作中にはダブル主人公の「ムゲ&日之出」をはじめ、身近な家族・友人から謎多き猫店主まで、豪華キャストが演じるさまざまな個性派キャラクターが登場しますが、今回はその未公開画像が一挙に公開されました。
笹木美代
本作のヒロインで明るく陽気な中学二年生の女の子。
空気を読まない言動で周囲を驚かせる性格から、クラスメイトに「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる主人公。熱烈な思いを寄せるクラスメイトの日之出から全く相手にされなくても果敢にアプローチを続ける反面、本当は周りに気を使い自分の感情を抑えながら日々を過ごしている…という意外な一面も。
ある日、「かぶると猫の姿に変身できる」不思議なお面を手に入れ、猫として日之出のもとへ通うように。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、ムゲは次第に心地よさを覚えていく─。
ムゲ役の志田さんは、「今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出すので、観ていてすごく気持ちのいい子」とそのキャラクターを分析。学校など友達の前で見せる“外の顔”と、自分の部屋にいる時の“内の顔”のギャップも魅力的な思わず応援したくなるヒロインです。
日之出賢人
ムゲから毎日熱烈なアプローチを受けるクラスメイト。
成績優秀で冷静沈着な性格だけれど、思っていることを全面に出せず、自分の進むべき道に迷っている思春期真っ只中の男子。陶芸家の祖父の影響で陶芸に熱中していたり、料理好きだったり、猫に変身したムゲを「太郎」と呼んで可愛がるという意外な面も。普段はクールに振舞いながらも、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎が日之出の支えになっていく。ムゲの秘密に迫る中で、一人の少年から青年の気持ちに移りかわっていく心の変化に注目です。
猫店主
ムゲに不思議なお面を授けたお面屋の猫店主。
丸々とした体型に着物をまとい、ゆったりとした口調が特徴の巨漢猫。度々ムゲの元に訪れては、何かと猫として生きることを勧め、彼女を「猫」世界へと導こうとするものの、実はそこにはとんでもない企みが!?猫店主役の山寺宏一さんが「演じていて本当に楽しかった」と語るキャラクターは、どこか不気味ながらチャーミングで掴みどころのない存在感を放っています。
クラスの友人
何かと変人扱いされるムゲに寄り添い、いつも彼女の身を案じる友人の深瀬頼子。そして思春期特有の悩みに揺れ動く日之出の良き友人として、行動を共にする伊佐美正道。
いずれも主人公の同じクラスの友人として学校生活を送りながら、ムゲと日之出のピンチに手を差し伸べようとする、大切な仲間たちです。
ムゲの家族
家庭環境が複雑なムゲは両親が離婚し、父の笹木洋治とその婚約者である水谷薫と共に生活。
母である斎藤美紀とはたまに会うけれど、素直に接することができない。
家族の前では何事もないように振る舞いながら本当は自分の気持ちを押し殺している─。家族を通して、そんなムゲの複雑な心境を垣間見ることができます。
その他にも、日之出の祖父が営む工房のイケメンスタッフ・坂口智也や、ムゲと日之出の担任・楠木先生らのキャラクター画像が公開。
本作は2020年6月18日(木)より、映像ストリーミングサービスのNetflix(ネットフリックス)で配信される予定となっています。
作品情報
© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会