【直立不動の猫】不審な音に驚いて立ち上がったマンチカンのアーサー君、手足が見えなくて猫の置物みたいになってしまう
猫は四足動物のため、通常は4本足で立ったり歩いたりしていますが、時には2本の後ろ足でスッと立ち上がることもあります。
4足の状態から立ち上がるとそのぶん目線が高くなるので、周囲を見渡して外敵を発見しやすくなることから、聞き慣れない音がした時や視界が悪い時などに立つことが多いと言われています。
猫が両手を揃えたまま真剣な眼差しで遠く見つめる立ち姿は、まるでミーアキャットのようで、見ていてとっても可愛らしい仕草ですよね。しかし、これが長毛種の猫の場合、立っている後ろ足の部分が毛で隠れてしまうため、一風変わった姿になってしまうことがあります。
最近、マンチカンのアーサー君がテーブルの上で立ち上がった時に撮影された写真も、そんなユニークな瞬間を捉えた1枚。
顔は完全に猫だけど、体は「???」となってしまう不思議な光景。
目は大きくまんまるで、ヒゲもピンッと貼ったまま、両耳を前に向けていることから、前方をかなり警戒している様子が伝わってきますが、体がモフモフな毛並みをしているため足がまったく見えなくなっているほか、両手もお腹の毛に紛れ込んで判別するのが困難な状況。胸元から足まで一本の柱で繋がっているようなボディで、2本足を使って立っているようには見えません。
この姿を撮影した飼い主さんは「猫の…置き物…?」というコメントと共に写真をTwitterに投稿しています。
猫の…置き物…? pic.twitter.com/uHtW1y7ooN
— マンチカンのアーサー (@MunchKINGArthur) June 27, 2023
確かに顔はとってもリアルですが、そこから下は「猫なの…?」といった感じの見た目をしているので、置物に見えなくもありません。お土産屋さんにこんな置物があったら、思わず連れて帰りたくなってしまいそうですよね。
それにしても、このアーサー君。一体なにが気になってこんな表情のまま立ち上がっていたのでしょうか。
飼い主さんに聞いてみると、「誰もいないはずの台所から音がしたので、それに驚いて台所の方を見ていたみたいです」とのこと。
自分のテリトリーに誰かが入ってきたのかもしれない、という警戒心から思わず立ち上がってしまったようで、その後も、音が鳴った方をチラチラと見続けたのち、テーブルから降りて台所の方まで歩いて行き、不審者がいないかわざわざ確認しに行ったと言います。
子猫の頃はよく立ち上がっていたアーサー君。大きくなってからは立ち上がることも随分減って、今では窓際にいる時に鳥などが現れると、まれに立ち上がって体を長くしたまま見ていることがあるくらいなのだそう。今回は家の中で不審な音がしたことから、通常よりも警戒心が強くなっていたのかもしれませんね。
そんなアーサー君はとにかく遊ぶことが大好きで、好奇心旺盛な性格の持ち主。朝昼夜と決まった時間に遊ぶのがお気に入りなのだそうで、時間になるとおもちゃを持ってきたり鳴いたりして催促するというこだわりよう。
一方で、飼い主さんが帰ってくるとお出迎えに来てくれたり、朝方おこしに来てくれたりする可愛らしい一面もあり、飼い主さんは一緒に暮らしていて、とっても癒やされていると言います。
そんなアーサーくんの日常はTwitterやYouTubeなどで公開されています。
取材協力:マンチカンのアーサー(@MunchKINGArthur)さん
<参考>
・【寝落ち寸前】眠いのを我慢して飼い主さんを見守るネコの表情が可愛すぎると話題に→その健気な理由にキュンとする
・ニャンとも奇妙な座り方!ある日突然、飼い猫が見たこともない姿勢を披露→滅多に見れないペンギン座りが可愛すぎる