原付きのナンバープレートが猫モチーフに!山口県の周南市がご当地ナンバーの交付を開始

ネコの肉球をデザインしたご当地ナンバープレートの発行を山口県の周南市(しゅうニャン市)が発表、9月18日より受付を開始しました。

ネコの肉球をデザインしたご当地ナンバープレート by 周南市(しゅうニャン市)周南市のご当地ナンバープレート

近年人口の減少が続いている同市では、人口流出を食い止めて市外から人を呼び込むシティプロモーション活動の一環として、周南市(しゅうなんし)にちなんだ「しゅうニャン市」と称するプロジェクトを展開。瀬戸内海に面したゆったりとした時が流れる土地柄から、「ネコのように自由に、のびのびと。みんなが居心地よく暮らせるまち(=人がネコになれるまち)」を市が目指す理想の姿とし、その認知度を広める取り組みを行っています。

昨年から今年にかけては、しゅうニャン市のロゴや猫のシルエット、しっぽ、肉球がデザインされた30種類のスマートフォン用壁紙を無料で公開しているほか、オリジナルの「手提げ用紙袋」と「角底袋」2種類のペーパーバッグを発表するなど積極的に活動を行っています。

しゅうニャン招きネコ袋猫デザインのペーパーバッグ

今回新たに発表された肉球デザインのナンバープレートは、排気量50cc以下の原動機付自転車が対象で、大きさは縦10センチ×横20センチのサイズ。プレートの外側はしゅうニャン市のイメージカラーである水色で縁取られています。

猫の肉球がデザインされた原付き用のご当地ナンバープレート by しゅうにゃん市ネコ要素満載のニャンバープレートなのニャ

プレート上部にある地名の周南市は「南」の字が猫シルエットになっているほか、左側にある平仮名表記はねこの「ね」で統一。さらに4桁の車両番号が3桁以下の場合に表示される中黒の記号(・)はネコの肉球に置き換えられて表示されるなど、猫が好きな人にとってはたまらない仕様になっています。


このナンバープレートは、周南市内で対象車種を使用する人(新規購入orナンバープレート交換希望者)に手数料無料で交付。枚数は今年度400枚限定で発行される予定となっています。

周南市やその近くに住んでいる人は原付バイクのナンバープレートに注目してみると、近い内に見かけることがあるかもしれませんね。

■しゅうニャン市ご当地ナンバープレート

<交付開始日時>
・2018年9月18日(火)10時〜
※希望ナンバー制を採用せず1番から順に交付

<交付場所>
・周南市役所本庁舎2F 課税課窓口
・周南市役所各総合支所窓口(9/25〜)

<対象車種>
・排気量50cc以下の原動機付自転車
※下1桁が4と9、下2桁が42の番号を除いた番号に限る

<対象者>
・周南市内で対象車種を使用する人

<持参物>
・所有者と使用者の印鑑
・メーカー名、車体番号、排気量が記載されている書類
・交換の場合は、現在使用しているナンバープレート

日本では一部の市区町村において、原付や小型特殊自動車向けにオリジナルのデザインを採用したナンバープレートが交付されていて、「ご当地ナンバープレート」などと呼ばれ、たくさんの個性豊かなナンバープレートが登場。

2017年の1月には、夏目漱石とその処女作「我輩は猫である」に縁のある東京都の文京区にて、猫のシルエットと肉球がデザインされたご当地ナンバープレートが交付されてネコ好きさんの注目を集めましたが、今回の周南市の取り組みはそれに続く事例となりそうです。

もっと多くの自治体で猫のナンバープレートが選べるようになると嬉しいですね。

参考:猫のご当地プレートが文京区に登場!これがニャンバープレートだにゃ

(C) Shunan City

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