メガネ嫌いの子に読んで欲しい絵本「めがねこ」、猫と眼鏡の物語

高知市のイラストレーター、柴田ケイコさんによる初めての絵本、「めがねこ」が8月9日に出版されました。

イラストレーター、柴田ケイコさんの絵本「めがねこ」

この絵本は猫のメガネ屋を舞台に、クールに見えて実は優しさ溢れるメガネ屋の店主「めがねこ」と、母親思いのねずみ3兄弟が織りなすストーリー。

ここは森の中にある、ねこのめがねの専門店。オーナーのめがねこが作るめがねは評判が良く、店は大繁盛。そんなある日、めがねこがつかれてウトウトしていると、ねずみ3兄弟がやってきて、めがねを盗もうとしていたのです! あわてて3びきを捕まえるめがねこ。その理由を聞いてみると…。

 

めがねこの舞台は、森の中にある猫のメガネ屋森の中にある猫のメガネ屋が舞台

こちらが店主の「めがねこ」さんこちらが店主の「めがねこ」さん

猫がメガネでオシャレを楽しむ世界観猫がオシャレを楽しむ世界観

著者の柴田さんは高知を拠点に書籍や雑誌の挿画、広告や出版物のデザインなど、様々な分野で活躍しているイラストレーターの方で、2児の母でもあります。もともとは、柴田さんのお子さんが幼少の頃にメガネを掛けることを嫌がったことから、この絵本を書く着想を得たのだとか。

そのため、本書にはメガネを嫌う子どもたちに向けて、「めがねはかっこいいものだと伝えたい」という思いが込められているのだそうです。

はじめて眼鏡を掛ける時は、視力のために仕方なく掛けることが多いと思いますので、どうしてもネガティブなイメージを持ってしまいがちですよね。特に幼少期であれば、まわりに眼鏡を掛けてる人がまだ少ないため、コンプレックスに思ってしまうのも頷けます。

そんなお子さんは、本書を手に取って見ると、めがねを愛おしく思う気持ちが芽生えるかもしれませんね。

書籍名:めがねこ
著者 :柴田ケイコ
出版社:手紙社
ページ:オールカラー 32P
サイズ:300mm × 205mm

 


柴田ケイコillust展

また、高知市内の金高堂本店では本書の発売を記念して、8月31日まで「柴田ケイコillust展」が開催されています。柴田さんが今までで発表したものも含め約10点の原画が展示されているほか、紙ものグッズグッズが販売されていますので、興味のある方は訪れてみてはいかがででしょうか。

場所:金高堂本店
期間:2016年7月29日〜8月31日(水)

高知県高知市帯屋町2-2 帯屋町チェントロ1階

出典:tegamisha.shop-pro.jpfacebook.com
(C)shibata keiko illustration/(C)tegamisha

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