荻窪の骨董屋さん「呂芸」で猫に関する作品の展示・販売が開催中

東京都の杉並区にある骨董屋「呂芸(ろげい)」にて現在、猫に関する骨董品の展示・販売が行われています。

杉並区・高円寺にある骨董屋「呂芸(ろげい)」の店内呂芸の店内

猫をモチーフにした骨董品猫の骨董品

30年以上にわたって骨董や古布など売買をしている同店では、1年に1回程度、猫に関する作品を集めて店の一角でひっそり?と展示&販売しており、現在は約20点ほどの作品が並んでいます。

その一部をご紹介。

明治~大正時代に作られた猫の徳利猫の徳利(明治~大正時代)

こちらは可愛らしい猫の絵が印判手(いんばんて)という技法で作成されている徳利。印判手とは陶器に直接型紙を押し当て顔料を刷り込む技法で、日本では幕末から明治期にかけて流行。大量生産できるため、当時の日用品として愛されていたと考えられます。

オキュパイドジャパンの猫の置物 by ノリタケ製オキュパイドジャパン

第2次大戦後の占領時代、日本の輸出用陶器メーカーの作品には自社の名前を入れることができず、底には「occupied japan」という銘が入れられていました。この作品も占領時代に制作された骨董品(ノリタケ製と推定)で、資金力がなく自社の名前を名乗ることすら許されない状況下で、努力を重ねて制作された可愛らしい猫ちゃんです。


店内に陳列されている猫の骨董品は、高額のものではなく500円から1万円くらいの手頃な価格帯が大半。

なぜこのような企画販売を行っているのかお店の方に伺ったところ、来店客に猫好きな人が多いことから開催されているのだとか。ちなみに店主もシャム猫アビシニアンの2匹と同居している猫好きな方のだそうですよ。

シャム猫とアビシニアン店主の愛猫さんたちニャ

また同店では、骨董品の販売以外に買い取り業務も実施中。古いものが家にあるけどどうしていいかわからない人からの問い合わせも多く、買い取りに至ったお客さんの中には「こんなものが売れるとは思わなかった」「捨てずに相談して良かった」との声も寄せられるのだとか。

店内では江戸ちりめん、更紗等を使った細工、人形教室なども開催しているそうですので、気になる方は問い合わせのうえ足を運んでみては。

店名:呂芸
営業:11:00~17:00(年末年始除く)
休日:年中無休
TEL:03-3398-2144


〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-16-15
井上ビル2F

<最寄り駅>
JR荻窪駅西口 徒歩1分

画像提供:(C) Rogei