環境省後援、譲渡猫&地域猫などの写真コンテンストが開催中
ペットを飼うことを検討する際に、ペットショップなどの業者から買うのではなく、保護された動物の里親になったり地域猫の世話をすることの素晴らしさを伝えるための写真コンテンストが、7月末まで開催されています。
環境省や大阪府などが後援しているこの写真コンテンストを主催しているのは「どうぶつ基金」。
どうぶつ基金とは
「犬や猫の殺処分ゼロ」の実現をめざして犬猫の保護や里親探しなどを行っている公益財団法人で、「猫島」で暮らす猫の不妊手術の資金援助を行うなど、地域猫の支援活動も積極的に行っています。
参考:香川県の猫島「男木島」、猫が増えすぎて200匹を不妊手術
現在開催されているコンテンストは、本来なら殺されていたかもしれない小さな命が救われて、人間と共に生きることの素晴らしさを多くの人に知ってもらうために、どうぶつ基金が2010年から毎年開催しているものです。
賞・賞品
コンテンストの応募作品を元に審査委員会による選考が行われ、以下の各賞が決定されます。
■環境大臣賞(1名)
→賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当
■大阪府知事賞(1名)
→賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当
■理事長賞(1名)
→賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当
■審査員特別賞(1名)
→賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当
■入選(21名)
→賞状と記念品
審査員
森田恭通さん(デザイナー)、桂文枝さん(落語家)、八二一さん(はっちゃん日記)、どうぶつ基金の理事長など、多才な審査員による審査が行われます。
応募方法
1.写真/動画を撮影
2.専用フォームから応募
3.作品がホームページに掲載
4.ウェブ上で一般ユーザーによるコメントや投票を実施
5.審査委員会による審査を実施
6.結果発表(9月下旬)
応募数は原則1人10点まで。写真の被写体は行政・動物愛護団体・個人ボランテイアから譲渡された犬や猫、町で保護した犬や猫、さくらねこ(TNRみみ先カットを施された猫)、地域猫が対象。ペットショップなどの業者から購入した犬や猫は対象外(被災動物は除く)。
■応募期間:2016年4月1日〜7月31日
里親募集もできる
この写真コンテンストでは、保護している猫や犬の写真を応募して、里親や一時預かり先を探すことができるのも大きな特徴です(その場合は作品の応募数に制限なし)。
里親募集中の犬猫が写真コンテストに応募した場合は、そのページに「里親募集中」などのリンクを表示して、外部サイトなどの詳細ページへリンクさせることができるようになっています。
WEBサイトに応募作品を見に来た人が、気になった保護猫や保護犬の詳細情報にアクセスできるようになるため、里親募集活動を行っている人たちを支援する機能を持ったコンテストでもあります。
公式サイトでは今回のコンテストに応募のあった作品のほか、過去に行われたコンテンストの応募作品や入賞作品などを見ることもできますので、どんな作品が選ばれているのか参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
■いのちをつないだ・ワンニャン写真・動画コンテスト2016
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