笑い話から感動エピソードまで、猫好きミュージシャン山田稔明さん初のエッセイ集「猫町ラプソディ」
ミュージシャン・山田稔明(やまだ としあき)さんの新書「猫町ラプソディ」が先月発売されました。
山田さんは自身がボーカルを務めるバンド「GOMES THE HITMAN(ゴメス・ザ・ヒットマン)」やシンガーソングライターとして活動しているミュージシャン。
CMソングの制作や坂本真綾、原田知世、中島愛、マクロスF、SDガンダムなど数多くの楽曲提供を行う傍ら、執筆活動を行うなど多彩な活動を行っているクリエイターで、実は本書の表紙絵も山田さんによるもの。
愛猫家としても知られており、これまでに小説「猫と五つ目の季節」、写真絵本「ひなたのねこ」などの著作を発表しています。
本書はそんな山田さんがこれまでに愛猫たちと過ごしてきた親子のような、恋人同士のようなかけがえのない時間を綴った初めてのエッセイ集。
思わず笑ってしまうような話から、涙なしでは読めない感動の物語までバラエティに富んだ内容で、「僕と猫の歴史年表」からはじまり、「ポチとポチ実のうんち事件簿」「奇跡の七日間」など、新たに書き下ろした新作のエッセイが20編も収録されています。
13年連れ添った愛猫が家出した時の話
また、愛猫ポチと暮らした日々を綴った自伝的初小説「猫と五つ目の季節」のその後のエピソードも掲載されており、小説の中の重要場面のいくつかを事実に沿ってより詳細に、そして心の機微もより丁寧に描かれているほか、山田さんが描いた挿絵も豊富に掲載されており、見た目的にも楽しめる猫エッセイ本となっています。
野良猫や地域猫に対する思い
大切な存在と過ごす何気ない日常が、かけがえのない幸せであることを改めて気づかせてくれる本書。
猫と暮らしている方や暮らした経験のある方はもちろん、猫好きな人や猫好きでない人も楽しめる一冊となっています。
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