2018年2月に大佛次郎記念館で「ねこ写真展」が開催、現在作品募集中
猫を愛した作家・大佛次郎(おさらぎ じろう)の記念館が、来年2月に開催する写真展に合わせて「ねこ」をテーマにした写真を募集しています。
明治30年に誕生した大佛次郎は、鞍馬天狗シリーズや赤穂浪士、パリ燃ゆ、天皇の世紀などの作品を執筆した国民的作家であると同時に、「猫は一生の伴侶」と語る愛猫家で、家の中では常に10匹以上の猫に囲まれて生活しており、「私の家に住んだ猫の数は五百匹に余る」と豪語するほど。
また、猫に関する読み物を数多く残しているほか、猫の置き物や玩具なども収集しており、横浜市中区の観光名所・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館には、大佛次郎が所蔵していた猫にまつわる品々が多数展示されています。
2017年11月12日までは、生誕120年を記念した企画展「大佛次郎と501匹の猫」が開催されており、大佛次郎の原稿や書簡などの文章をはじめ、「スイッチョねこ」の挿絵、猫の浮世絵、猫のおもちゃ絵(子供たちが遊ぶために描かれた浮世絵)コレクション、写真や愛蔵品の数々が期間限定で展示されています。
そんな同館では今年の2月~3月にかけて、一般公募した猫の写真を展示する「大佛次郎×ねこ写真展2017」を初めて開催。600点を超える応募が寄せられ、展示された作品を見に多くの来場者が訪れました。
そしてこの度、好評につき「大佛次郎×ねこ写真展2018」を来年開催することが新たに決定。現在、写真展で展示する「ねこ」をテーマにした写真作品の応募を受け付けています。
応募作品はすべて館内に展示され、来場者による人気投票を実施。上位になった作品の応募者には、嬉しい特典が用意されているようです。
職業写真家でなければ誰でも応募することができますので、猫を飼っている方や、猫の写真を撮るのが好きな方は応募してみてはいかがでしょうか。
<応募の概要>
締切:2017年12月24日(日)必着
資格:日本国内に在住のアマチュアの方
応募:応募用紙を1枚同封のうえ郵送または持参
規格:カラープリントまたはモノクロプリント(2Lサイズ)
点数:ひとり3点まで
詳しくは注意事項を参照のうえ応募用紙を手に入れてから応募しましょう。
大佛次郎×ねこ写真展2018
期間:2018年2月20日(火)~4月8日(日)
時間:10:00〜17:00
:10:00〜17:30(4月以降)
※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
:2018年3月12日(月)~3月14日(水)
入館:高校生以上200円、中学生以下無料
※毎月23日(市民の読書の日)と第2第4土曜日は高校生無料
※横浜市内在住の65歳以上は無料(濱ともカード等の提示が必要)
※障がい者手帳の提示で本人+付添人1名まで無料
会場:大佛次郎記念館
神奈川県横浜市中区山手町113