愛猫におむつを履かせられる?日本初の猫用おむつ「マナーウェアねこ用」のハウツー動画が公開
ペット用品の製造販売を手掛けるユニ・チャームから、猫用おむつを上手に装着するためのコツをまとめた動画が公開されました。
猫がおむつをするのはどんな時か?
怪我や病気で下半身が不自由になったり、高齢でトイレまで我慢できなくなったり、トイレの場所が分からなくなったり、自分のニオイをつけるスプレー行為など、その理由はさまざまですが、同社の調査によると日本で室内飼育されている猫のうち約224万頭でトイレ外の排泄トラブルが発生。
対策として行われているのがペットシートやチラシを床に敷き詰めたり、排泄トラブルが起きやすい場所に家具やペットボトルなどを設置すること。中には人間用や犬用のおむつで対処しているケースがあるものの、体型や姿勢などの特徴が猫と異なるためモレやズレなどのトラブルが発生していると言います。
そのような状況に対処するため同社から2020年3月に発売されたのが、日本初となる猫用のおむつ「マナーウェアねこ用」。
胴長な体型にフィットするサイズ感で、足の動きを妨げず、縦方向のジャンプといった猫特有の動きにも対応したズレ落ちにくい設計となっているほか、尿もれを防ぎながら最大12時間分(約4回分)の尿を吸収。
毛づくろいで接着テープ周辺を舐めても外れにくい形状になっているなど、ねこの排泄トラブルを解決するめの工夫が凝らされています。
しかし猫ちゃんは体に何か取り付けようとすると嫌がる子も少なくありません。性格によっては激しく抵抗したりするので、おむつを履かせた経験がない飼い主さんにとっては、上手くできるか不安な人も多いのでは。
今回新たに公開された動画では、おむつの履かせ方から慣らせ方まで、実際の猫ちゃんに装着してもらいながら紹介。
おむつは人間用のテープタイプに似ていますが、お尻の辺りにしっぽを通す穴があるので、小さければ事前に広げておきます。
肝心な履かせ方のコツについては、意外というかやはりと言うべきか。
おやつを見せて誘い込み、夢中になっている間に装着を始める…というシンプルな戦法。
おやつに釣られてしまうこの単純さが猫の愛らしさでもありますが、排泄トラブルに悩んでいる飼い主さんにとっては、見とれている場合ではありません。モグモグと食べているうちにササッと履かせてしまいましょう。
手順は穴にしっぽを通したらそのまま付け根まで持っていき、後はラインを目安にしながらテープを止めるだけ。
装着すれば一安心…という訳ではなく、おむつが気になってしまう猫ちゃんもいるので、履かせた後はすぐに玩具などで遊んで慣らさせるのがポイントなのだとか。
また、履かせる際には飼い主さんが手指などをケガしないように注意が必要で、場合によっては抱っこしたままや、2人で履かせることも推奨されています。
1分半ほどの短い動画なので興味のある飼い主さんはチェックしてみては。
<参考>
・色の変化でわかる!自宅で簡単に猫の尿を検査できる「おうちでおしっこチェックキット」
・大型な猫ちゃんでも安心ニャ!広さが2倍になった猫用システムトイレ「デオトイレ 快適ワイド」
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