1年中楽しめる!猫好きのための切り絵本第2弾「12か月のねこ切り絵」

季節ごとに可愛いネコの切り絵を作って飾って楽しめる書籍「12か月のねこ切り絵」が5月10日に出版されました。

きりえや高木亮さんの著作、「12か月のねこ切り絵」

本書はきりえ画家の高木亮さんによる猫好きな人のための切り絵本で、2016年に発売された「ねこ切り絵」の第2弾となる書籍です。

1月から12月まで、猫と一緒にその時期ならではの行事や花、生き物、食べ物などを描いたさまざまな切り絵の図案が収録されていて、型紙も付属しているため1年中季節感のある猫の切り絵を見て、切って、飾って楽しむことができます。

猫と言えば、夏の暑い日も冬の寒い日も、その時々に応じて一番心地よい場所を探すのがとっても上手な動物。そんな猫たちのほっこりとした姿を描いた切り絵がたくさん詰まっていて、一冊丸ごと猫だらけだった前作と比べ、季節を彩るモチーフや小物などの要素を追加した図案が収録されているのが特徴です。

猫の切り絵の図案イメージ by 高木亮季節感のある猫の図案を収録

猫の切り絵を窓に飾ったイメージ by 高木亮切って飾るのも風流ですニャ

本書に登場する猫たちは私たちの身近にいる猫と同じように、イタズラをしたり、驚くようなところに潜り込んていたり、気づけば丸まって寝ていたり、さまざまな表情を見せてくれるので、お気に入りの猫の表情を探してみるのも楽しみ方のひとつ。


また、切り絵というと「黒と白」で表現する作品が多いイメージを持たれがちですが、本作では色の付いた紙で切ったり、切り絵に色を塗ったりしながら色鮮やかな猫を作る方法も紹介しています。

カラフルな猫切り絵の作り方

グレー猫や、三毛猫、白猫をはじめ、茶トラやサバトラといった模様の猫の作り方も掲載されており、それを元にアレンジを加えることで自分好みの猫を作るのはもちろん、猫を飼っている人であれば自分の愛猫に似た作品に仕上げて楽しむこともできます。

グレー猫、三毛猫、白猫の切り絵の作り方カラフルな切り絵も

茶トラ、サバトラの切り絵の作り方トラ猫ちゃんも作れるのニャ

猫×花火の切り絵の作り方夏にピッタリな花火と猫のコラボ

切り絵を作ったことがないという人でも切る順番や細かいパーツの切り方、気をつける点などを記した解説ページが用意されているので、基本を学びながら始めることができるようになっています。

猫の切り絵の作り方解説ページ

本書の著者はきりえ画家・作家として活躍している高木亮さん。

大学在学中に独学できりえ制作を開始し、ポストカードやグッズ制作などを行う傍ら、個展やメディアを通じてさまざまな作品を発表しており、きりえの画文集やレッスン本などの著作も数多く出版。

<主な著作>
「ユメとバルーン」(ビーナイス刊)
「ビリーザトナカイ」(ビーナイス刊)
「たのしい切り絵レッスン」(家の光協会刊)
「ねこ切り絵」(誠文堂新光社)

本名だけでなく「きりえや」との名称で活動することでも知られています。

制作においては物語性のある作品づくりを得意としており、叙情的な風景からひねりの利いたパロディ作品までを幅広く手掛け、「かわいくて、おかしくて、少しだけ寂しい」世界を感じさせる作風が特徴的。本書ではそんな高木さんのねこ切り絵を年中楽しめる一冊となっています。

書名:12か月のねこ切り絵
著者:高木 亮
仕様:B5変判、144ページ
定価:1,500円(税抜)
発売:2018年5月10日(木)

(C) SEIBUNDO SHINKOSHA/prtimes.jp

最近の投稿