猫のコスプレで大集合!マレーシアでギネス世界記録を達成
東南アジアのマレーシアで今年の5月、猫のコスプレをした人々が一堂に会する人数を競うカテゴリーで、ギネス世界記録が達成されました。
皆さんはマレーシアの猫事情について、どのようなイメージを持っているでしょうか。
隣国のシンガポールはシンガプーラの原産地として有名で、街中では日本と同じようにたくさん猫が暮らしており、猫カフェやキャット・ミュージアム(ネコ博物館)があるなど、日本に負けず劣らずネコ好きな人が多い国として知られていますが、マレーシア×猫の話題となると日本ではなかなか耳にすることが少ないですよね。
今回記録を達成したのは、マレーシア・ボルネオ島の北西部に位置する「クチン」という都市。
実はこの「クチン」。マレーシア語で猫を意味する言葉で、街中にはいたるところに猫の像があるほか、猫の博物館も所在。毎年8月には猫祭りや猫のパレードが行われるなど、近年観光地としても注目されている都市なのです。
猫好きな人がマレーシアに旅行するなら、訪れてみたくなるような場所ですね。
そんなクチン市でギネス世界記録に挑戦したのは、学校に通う子供を中心とした人々。新たな記録を達成するのに必要な人数は250人でしたが、審査当日に集まった人々はニャンと440人。大幅な記録更新となったのだとか。
そんなにビックリするような人数ではないような気もしますが、猫のコスプレとして正式に認められるには意外と厳しい要件が設けられており、容姿を猫耳+ヒゲ+尻尾で猫に扮していることに加えて、全身を覆う衣装を身に着けていなければならないのだとか。
参加者全員がその要件を満たさなければならないと考えると、当初の250人という記録も超えるのは容易ではない気がしますよね。
さて、猫のコスプレと言えば日本でも、東京都・神楽坂で開催される猫の仮装をして練り歩くイベント「化け猫フェスティバル」や、静岡県・函南町(かんなみちょう)で猫のメイクを施して踊って楽しむ祭り「かんなみ猫おどり」など、大勢の人々が猫に扮するイベントが存在します。
今回の世界記録にチャレンジする人々が出てくるかも(!?)しれませんね。