これは画期的ニャ!猫のお産や授乳を体験できる玩具「ねこ、産んじゃった」セガトイズから発売
ひと昔は近所の家で猫が生まれたのでもらってきた・・といったような話をよく耳にしましたが、近年は不幸な猫を増やさないために飼い猫に去勢・避妊手術をする飼い主さんが増加。それに伴い、私たちが猫のお産や授乳シーンに接する機会も減りつつあります。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、現在飼育している猫について不妊・去勢手術の有無を聞いたアンケートでは77.2%が手術済みであると回答(平成30年 全国犬猫飼育実態調査)。実に多くの飼い主さんがが愛猫の子孫を残す選択を断念していることになります。
猫は一度にたくさんの子猫を産むので、すべての猫を終生責任を持ってお世話をするのはとても大変。また、問題行動を抑える効果もあるため手術を選択するのは合理的な判断です。
とは言え、いちどは「猫の出産に立ち会ってみたかった」と感じたことがある飼い主さんやネコ好きな人も多いのでは。そんな思いを叶えてくれそうなアイテムが、今秋、玩具メーカーのセガトイズから発売されます。
踏んじゃった、ではなく、産んじゃった。
何とも気軽に猫のお産体験ができそうなネーミングですが、妊娠した親猫のぬいぐるみには内部に感知センサーが付いていて、背中を撫でてあげると「にゃ~、にゃ~」と反応し、お世話をすることができるのだとか。
公式発表によると、
背中を撫で続けてあげると、「ゴロゴロ」という産気づく鳴き声に変わり、産気づいた猫の応援をしていると、お産の準備が整い、子猫を取り出してあげます。
とのこと。
どうやって猫の応援をするのかは謎ですが、猫が産気づく前から子猫誕生までの一連の流れを、ぬいぐるみで体験できるというのはとても画期的。生き物のように日常的なお世話が要らないので、動物の面倒を見るのが大変に感じる高齢者の人や、猫アレルギーで猫が飼えない人にも安心して利用できそうです。
もちろん玩具なので、お世話やお産は何度でも体験することが可能。人間の子どもは2歳ごろから母性本能が芽生え、お世話をするのが好きになってくるとも言われていますので、幼児教育にも良さそうですね。
ちなみに無事産まれた子猫にはお乳を飲ませることができ、本物の授乳さながらの「ゴクゴク」や「ウッ」といったゲップなど、リアルな効果音も聞くことができるのだとか。
この「ねこ、産んじゃった」の発売予定日は2019年10月31日とまだ少し先になりますが、なんと「犬」と「ウサギ」も同時に発売。
価格は1体5,800円で玩具専門店、量販店、雑貨販売店、通信販売などにて販売される予定となっています。
夢ペット 産んじゃったシリーズ ねこ産んじゃった! / いぬ産んじゃった! / うさぎ産んじゃった!
<同梱内容>
本体(ぬいぐるみ)、赤ちゃん(ぬいぐるみ)、 首輪(布)、エサ(紙)、エサ入れ(紙)、取扱説明書、アンケートハガキ
寸法:幅380×高130×奥150mm
電池:単3×2本(別売)
年齢:3才以上
価格:各5,800円(税別)
発売:2019年10月31日(木)
参考:本物そっくりの可愛い猫ロボット「夢ねこプレミアム」が発売
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