大学の授業から生まれたキャットタワーが商品化!底板がない省スペース型の「コーナーキャットタワー」
室内飼いの猫が高いところでゆっくり休憩したり、上下運動をしたりするのに重宝されるキャットタワー。
しかし、一般的なキャットタワーは底板の面積が大きく床に大きめのスペースを必要とすることから、導入を躊躇してしまう飼い主さんも少なくありません。
そんな悩みを解消してくれるユニークなキャットタワーが誕生。
このたび商品化されて一般販売が開始されました。
普通の製品と違ってポール(柱)が存在しないこのキャットタワーは、板を組み合わせたような独特な構造をしていて、デッドスペースになりやすい部屋の角に設置できるスリムな形状が特徴。
底板がないため省スペースでも設置することができ、部屋に置いても圧迫感を与えないほか、真下のスペースには猫用のトイレやベッドを置いたりすることもできます。
タワーを置いても床をすっきり見渡せるので、猫の抜け毛や吐瀉物など、お掃除がしやすいのも飼い主さんにとっては使い勝手の良いポイントです。
もちろん猫の使いやすさにもこだわっていて、全長177.8cmほどの高さがあるタワーには4段の棚板を配置。猫が下から上まで昇り降りできるだけでなく、上の方には「抜け」を作って猫がくぐれる遊びスポットも用意。
一番下と上の棚板は大きめサイズ(36.5cm四方)になっているため、普通サイズの猫ちゃんなら丸くなって寝転ぶこともできます。
カラーはインテリアに馴染みやすいウォルナットブラウンで、どこから見ても左右対称というバランスの取れたデザインは、まるで木製オブジェのような佇まいです。
このキャットタワーが誕生したのは、大阪成蹊大学の学生によるアイディアがきっかけ。
もともと同大学の芸術学部 造形芸術学科 インテリア・プロダクトデザインコースでは、小売・建設・貿易事業などを手掛ける綿半グループと連携して「課題解決型学修」を行っており、同社の社員が講師を担当。
学生が商品の企画・制作・プレゼンテーションを通して、実践的な商品開発に取り組むスタイルの授業を展開しています。
本プロジェクトでは「従来のキャットタワーを設置するには構造上大きなスペースが必要」という課題を提示。
学生は課題を踏まえたうえで市場リサーチを開始し、キャットタワーが置きづらいと感じて購入していなかった層をターゲットに設定。部屋に大きなスペースがなくても置けるように底板を使わない形状を模索し、部屋の角を利用して設置できる新しいタイプのキャットタワーを考案。
綿半グループと家具メーカーの技術協力を得て製品化に至ったのだとか。
この「コーナーキャットタワー」の価格は1台46,800円で、綿半グループのECサイト・PCボンバー にて2月14日より販売が開始されています。
★PCボンバー 楽天市場店
⇒大阪成蹊大学×綿半 コーナーキャットタワー
<参考>
・業界初!窓枠に取り付けるタイプのキャットタワー「ねこゴロン」が登場、床を使わないので省スペース
・カリモクが猫用の木製家具ブランド「KARIMOKU CAT」を発表!第1弾製品はキャットツリー
・ステップの位置も変えられる!お洒落でスリムな木製キャットタワー「necobaco(ネコバコ)」
(C) OSAKA SEIKEI GAKUEN./Watahan.com Co., Ltd