和歌山電鉄・名物駅長の生涯を振り返った書籍「ねこの駅長たま−びんぼう電車をすくったねこ」
昨日6月22日(水)、和歌山電鉄貴志駅の名物駅長「たま」が亡くなってから1年を迎えました。
観光客へのアピールなどで当時はたくさんのメディアに取り上げられましたので、「たま」と直接触れ合ったことがない人でも、未だにはっきり記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
たまの命日あたるこの日、貴志駅のホーム北側にある「たま神社」では、ニタマ(2代目駅長)と、サッカー関西リーグ1部所属の「アルテリーヴォ和歌山」の選手らが、安全を祈願して絵馬を奉納しました。
先代たま駅長に関する式典などは行われませんでしたが、同電鉄からは、たまの生涯を振り返る書籍「ねこの駅長たま−びんぼう電車をすくったねこ」を7月15日に発売すると発表がありました。
引用:sankei.com
本書は、たまが生まれてから駅長に就任して亡くなるまでの一生が、さまざまなエピソードとともに記されており、同電鉄の小嶋光信社長がたまへの思い出や感謝を込め、たま本人になりきって書いたというイラスト付きの児童書です。
同電鉄によると、大人にも読んでもらいたい内容になっているとのことですので、たま駅長に思い入れのある方は手にとって見てはいかがででしょうか。
初版の発行部数は1万部で7月15日(金)から全国の書店などで販売される予定となっています。
■書籍情報
ねこの駅長たま -びんぼう電車をすくったねこ-
作:小嶋光信 / 挿絵:永地
162ページ
定価(税込):670円
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