札幌で獣医師による公開講座、米国に学ぶ日本の動物福祉の未来

札幌市の中央区で10月29日(土)、公開講座「~アメリカから学ぶ~日本の動物福祉の未来」が開催されます。

公開講座「~アメリカから学ぶ~日本の動物福祉の未来」

この催しは札幌市と、犬猫の保護活動を行っている認定NPO法人「HOKKAIDOしっぽの会」との共催によって行われ、今回で4回目を迎える公開講座。動物福祉についてアメリカと日本の現状、過去から現在までの変遷から未来の方向性、獣医療・福祉・社会全体の動物に対する取扱いや見方・考え方などについて学ぶことができます。

講師を務めるのは、札幌市出身の獣医師で保護動物アドバイザーの西山ゆう子氏。

西山氏は北海道大学の獣医学部卒業後、アメリカに渡り米国の獣医師免許を取得し、動物病院での勤務や獣医大学の客員教授を経て動物病院を開業。2年ほど前から東京に拠点を移し、保護動物アドバイザーとして保護動物を専門に診療を行っている傍ら、動物虐待や殺処分などの問題に取り組み、これまでに日米で数多くの講演を実施しています。

札幌市では、全国から注目の集まっている動物愛護管理の新条例が10月1日に施行されたばかりですが、本講座では新条例の周知や理解とともに、今後の動物福祉のあり方を学ぶことができるほか、動物愛護と福祉のパネル展示、札幌市動物の愛護及び管理関する条例のパネル展示、猫や犬についてのアンケートなども行われる予定となっています。

 


~アメリカから学ぶ~日本の動物福祉の未来

■日時
2016年10月29日(土)14:00~16:00
※開場12:30 / 閉場16:30

■講師
西山ゆう子(獣医師・保護動物アドバイザー)

■会場
WEST19 5F講堂

■定員
200名


札幌市中央区大通西19丁目
地下鉄東西線西 18丁目駅下車 1番出口

本講座の入場料は無料、申込は不要となっています。

出典:value-press.com

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