JALパックで行く猫旅館への旅「猫庭日和ツアー」が登場!1名から参加OKニャ
日本航空グループの旅行パッケージツアーJALパックから今月、猫と触れ合い旬の食を楽しめる、猫好きの人向けのツアー「猫庭日和(ねこにわびより)」が発売されます。
猫庭とは、山口県の阿知須温泉にある「てしま旅館」の中庭に設置されている、野良猫を保護するための施設のこと。
旅館のロビーからいつでも眺められるこの「猫庭」は古くなったJRの貨物コンテナを再利用した施設で、猫が雨・風・雪をしのげるようにコンテナの中には断熱材を入れ、夏は冷房、冬はストーブで温度管理を行い猫が快適に過ごせるように設計。
中には30匹ほどの猫が暮らしていて、てしま旅館に宿泊した人は無料でこのスペースを利用することができます。
今や宿泊施設の看板猫ランキングが発表されるなど、猫がいる宿はそれほど珍しくありませんが、敷地内に猫の保護施設を備える旅館は希少でメディアなどでも取り上げられることが多いことから、ネコ好きな人の中には「猫庭」について見聞きしたことのあるという方も多いのでは。
もともと、てしま旅館の前にある道路には日々多くの車が走っており、横断しようとする猫が車にひかれてしまう事故が後を絶たなかったことから、自宅で野良猫を保護して育てるようになったのが同旅館のオーナーである手島英樹さん。
しかし自宅で飼える猫の数には限りがあることから旅館の中庭スペースを有効利用することを思い立ち、野良猫を飼育できる「猫庭」を作る計画を考えたと言います。
クラウドファンディングでの支援を受けて2016年にオープンした当初は1階建てでしたが、より多くの猫たちを受け入れるために2017年11月には現在の2階建へと改装。今では年間100匹以上の猫ちゃんが新たな家族として迎えられていくのだとか。
今回登場した「猫庭日和」ツアーでは、そんなてしま旅館に宿泊して猫庭で猫たちと触れ合い、同旅館の娘さんである小学5年生の猫庭館長による「猫庭案内」も楽しめるほか、夕食では山口の美食に舌鼓をうつ「猫庭 JALプレミアム会席」を堪能。
72時間じっくり寝かして旨味を引き出した「下関のとらふぐ」、一本のふぐで2枚しか取れない薄皮をうにだれに付けて焼き上げる「とらふぐの身皮の鉄焼」、無農薬ミカンの酸味が肉の旨味を引き出す「山口牛と長州鶏のミカンすき焼き」など、三方を海に囲まれた山口県ならではの旬の幸を取り入れたグルメを味わうことができます。
ツアーはフリープランとレンタカープランの2種類があり、日程はいずれも一泊二日、価格は36,800円〜78,800円と出発日によって変動。
出発地は東京の羽田空港となっているほか、出発日は2018年12月21日~2019年4月29日の特定日で、2018年は12月21日、24日、27日、28日に出発するツアーが予定されています。
最少催行人数は1名となっているため、ひとりでも気軽に参加することが可能。
のんびりと山口の旬の食を楽しみながら、猫との出会いやふれあいを通じて猫への想いを高められる、そんなツアーとなっています。
⇒てしま旅館の宿泊プランをチェック
(C) JALPAK Co.,Ltd.