猫で想像力を鍛える、ねこから始まる言葉で遊ぶ絵本「ねことばじてん」

「ねこ」から始まる言葉を思い浮かべながら楽しめる絵本、「ねことばじてん」が今月出版されました。

絵本「ねことばじてん」の表紙

本書は子どもの国語力や発想力、創造力を刺激してきたえることを目的とした言葉あそびの絵本で、「ねこ」からはじまる言葉を「ねことば」と定義。

かわいい猫のイラストを交えながら辞典形式で264の「ねことば」が収録されており、絵本を通じて言葉あそびの面白さを体感することで、自分自身で新しい言葉を発想するきっかけとなる1冊です。

では実際に「ねことば」とその遊び方をご紹介。

本書では頭に「ねこ」が付けばすべて「ねことば」になるのですが、「ねことば」とは「ねこ」+「ことば」の組み合わせでできていますよね。つまり「ねことば」自体がすでに「ねことば」なのです。

その他にも例えば、ねこうさく(=ねこ+工作)、ねこうえん(=ねこ+公園)、ねこスモス(=ねこ+コスモス)、ねこーヒー(=ねこ+コーヒー)、ねこうしゅうでんわ(=ねこ+公衆電話)、ねこうげき(=ねこ+攻撃)、ねこうそくどうろ(=ねこ+高速道路)、ねこミカル(=ねこ+コミカル)、ねこレステロール(=ねこ+コレステロール)といった具合ですね。

絵本「ねことばじてん」の中身

これだけみても色んな「ねことば」がありますが、「ねことば」をイメージするのに慣れてきたら次のステップにチャレンジ。「ねこ」に続く言葉には同じ読み方でも、ぜんぜん意味が違う場合がありますよね。

例えば「ねこうもん」という「ねことば」には、「ねこ+校門」と「ねこ+肛門」という2つの意味を見いだすことができます。

「ねことば」のイメージ図1

さらには「ねこ」に続く言葉が読み方だけではなく、文字もまったく同じ「ねことば」というケースもあります。テニスコートの「コート」と、上着の「コート」は読み方も文字も同じだけれど意味が違うので、2つの意味を兼ねた「ねこート」という「ねことば」になるわけです。

「ねことば」のイメージ図2

このように考えると、大人の皆さんには色んな「ねことば」がポンポンッと浮かんでくるのではないでしょうか。

しかし絵本には「ねことば」とそれを表すイラストが描いてあるだけで、言葉の意味は一切書いてありません。

「ねことば」と「イラスト」から、そこにどんな言葉が隠れているのかあれこれ意味を楽しく考えることで、自然と国語力、発想力、創造力などが鍛えられるような仕掛けになっています。

「ねことば」のイメージイラストねこ+神々しい

「ねことば」に慣れてきたら後半の「ねことば」ドリルにチャレンジ。イラストを見て「ねこ」の後にどんな言葉を入れたら「ねことば」になるのか、考えながら楽しめるようになっています。

「ねことば」を考えるドリル付き

ドリルは全部で22問あるので、何問解けるか親子で挑戦してみるのも楽しそうですね。

本書の著者は、絵本作家でイラストレーターの「かしわらあきお」さん。

絵本作家「かしわらあきお」氏のイラスト

キャラクター開発や動画制作、ブックデザイン、商品企画など、幅広い分野で自らのイラストを素材にデザインを展開しており、これまでに「あかちゃんごおしゃべりえほん」「あかちゃんごおしゃべりずかん」(主婦の友社)、「いっしょにあそぼ」シリーズ(全10巻、学研プラス)、「ほんとのおおきさ」シリーズ(全7巻、学研プラス)、「ゆびあそぶっく」シリーズ(全6巻、ひかりのくに)などの著作を執筆。

猫2匹と暮らしている愛猫家の方でもあります。

そんな著者のアイディアが詰まった本書は、読み終わっても自分自身で「ねことば」を作って楽しむことができる、自由な言葉あそびの世界が広がる一冊となっています。

書名:ねことばじてん
著者:かしわらあきお 作・絵
発行:2017年11月4日
価格:本体1,200円+税

出典:prtimes.jp