猫を取り巻く環境の変化にどう対応すべき?令和版のねこ生活ガイドブック「猫からのおねがい」

猫を飼っている人、これから飼いたいと思っている人が知っておきたい知識を詰め込んだ令和版のねこ生活ガイドブック、「猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし」が2020年3月24日に刊行されます。

書籍「猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし」の表紙
表紙イメージ

2020年から施行される改正動物愛護管理法に、マイクロチップの装着義務、完全室内飼いの普及による長寿化。相次ぐ災害で必要性が叫ばれる猫を連れた同行避難……。長らく続く「猫ブーム」の一方で、猫との暮らしは大きく変わりつつあります。

本書はそんな時代でも、猫と人が幸せに生きていくために必要な知識をまとめた書籍で、共生に必要なエッセンスを「猫から飼い主さんへのお願い」という形で提示。全部で4つの章で構成されています。

1のおねがい「丸ごと知ってね、わたしのこと」
2のおねがい「『迎えよう』の前に考えてね」
3のおねがい「おうちで、楽しく暮らしたい」
4のおねがい「ずうっと、離れたくない」

書籍「猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし」の目次1
目次1
書籍「猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし」の目次2
目次2

1章では生態や分類・法律などいろんな角度から「猫という生き物を知る」こと。続く2章では飼うための準備をする以前に「本当に猫を幸せにできるか考える」こと。3章では室内の暮らしで「猫が猫らしく、かつ健康的に暮らせるようにお世話する」こと。

最終章では思わぬ事態に備えながら「最期を迎える日までずっといっしょにいる」ことをテーマに、それぞれ抑えておきたいポイントを紹介しています。

猫の飼育に最低限必要な費用を考えるページ (本文イメージ)
飼育に最低限必要な費用を考える
猫を飼えない時にできることを考えるページ (本文イメージ)
場合によっては飼わない選択も必要

著者で猫専門の編集者&ライターの本木文恵さんによると、日本の猫たちを取り巻く現状をできるだけ正確にとらえるため、2019年6月に「改正動物愛護管理法」が公布されて以降、環境省で行われた動物愛護部会をすべて傍聴して本書に反映。

改正動物愛護管理法のポイント解説ページ (本文イメージ)
改正法のポイント(例)

また、生態学や行動学、分類学、病気、健康の情報など、さまざまな側面から猫を捉えているのが特徴で、これから猫を飼いたいと思っている人には参考になる情報が充実しています。

実際に猫を飼い始める段階や、既に飼っている場合にはどんな点に気をつけたら良いのか。

『最近の傾向でいえば、たとえば猫を家だけで安全に飼う「完全室内飼い」が主流の傾向です。室内飼いでは、猫を感染症や交通事故などから守ったり、猫がする行動でご近所トラブルになるのを防いだりと、さまざまなメリットがありますが、一方で“ただ家の中にいるだけ”になってしまうと、猫が本来の欲求を満たせず、ストレスや病気の原因にもなってしまいます。そこで本書では、猫の欲求をかなえる最低限の基準「5つの自由」や、動物の生活の質を上げる「環境エンリッチメント」の観点などから、猫が幸せに暮らせるための方法を提案しています。』(本木さん)

猫の環境エンリッチメント解説ページ (本文イメージ)
環境エンリッチメントの解説

そのほか、健康や病気に関する情報は、猫専門の動物病院「東京猫医療センター」の院長で、飼い主さん向けの講演や執筆を数多く手掛けている服部幸氏が監修。

実際にあったエピソードから、暮らしや防災の情報まで、猫の獣医療に精通した専門家による多面的なアドバイスを交えながら書かれているのも特徴です。

猫との同行避難のために飼い主ができること解説ページ (本文イメージ)
同行避難のために飼い主ができること

本書をめくっていると目を引くのが、可愛らしいイラストや猫写真の数々。

図入り解説ページ (本文イメージ)
図入りページ(例)

現代のネコ科動物が誕生するまでの系統図をはじめ、猫の気持ちや行動、暮らしの工夫などについて、イラストレーターの山村裕一さんがやさしいタッチで描いたイラストや図が添えられているため、すらすらと読み進めることができるほか、至るところに登場する可愛いネコちゃんの写真は、Instagramで20万人近いフォロワーを抱えるRiepoyonnこと、たむらりえさんが提供。

Riepoyonnこと、たむらりえさんの愛猫、アメカヌちゃん(アメリちゃん&カヌレくん)と兄猫そらくん
読書の合間に癒やされるニャ

ねこ休み展などのイベントでも人気の双子猫、アメカヌちゃん(アメリちゃん&カヌレくん)と兄猫そらくんの写真は、室内で幸せに暮らしている保護猫の姿として象徴的。2章の終わりには、愛猫3匹と今は天国にいるみかんちゃんに向けたエッセイも掲載されています。

売り上げの一部(1冊あたり22円)は、公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて、犬猫のための福祉活動(保護活動・地域猫活動等)へ寄付される仕組みとなっている本書。

著者の本木さんに、どんな人に読んでほしいか聞いてみました。

『猫をこれから迎える人や、すでに飼っている方向けの本ではありますが、猫好きさん、行政、動物福祉や動物愛護に関心の高い方、最近の猫事情が気になる方、猫を飼えない方、ノラ猫のトラブルで困っている方など…いろんな立場の方に読んでいただけるニュートラルな視点を心がけました。幅広い層の方に、これからの人と猫たちとの暮らしを考える参考書の1冊として、ご活用いただけたらと思っています。』

3月14日からは、三軒茶屋の猫本専門の書店Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)にて先行販売を開始。

たむらりえさんが自ら制作したという愛猫3匹のパネルが展示され店内を彩っているほか、購入者には限定のポストカードが配布されています。

書名:猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし
監修:服部 幸
写真:Riepoyonn
構成:ねこねっこ
発売:2020年3月24日
仕様:四六判/176ページ/フルカラー

画像提供:neco-necco

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