猫や犬など動物の描き方を徹底解説した書籍「動物デッサンテクニック」

猫や犬、パンダなど、さまざまな動物の描き方を学べる書籍「動物デッサンテクニック」が9月10日に刊行されます。

書籍「動物デッサンテクニック」の表紙動物デッサンテクニック

本書は博物館の復元画イラストを手掛ける筆者が、動物の骨格からプロポーションのとらえ方までを徹底的に解説した書籍。

身近な動物である猫や犬、鳥をはじめ、近年人気のハリネズミ・フクロウ・カワウソ・パンダまで、大型哺乳類や爬虫類など多種多様な生物を対象に、人物や風景などを大まかに描写する「スケッチ」と、人物や動物など動きのあるものをより素早く簡潔に線のみで描写する「クロッキー」という手法で描いた作品が収録されています。

パンダのデッサン例 by 動物デッサンテクニック(作例) パンダ

オオカミのデッサン例 by 動物デッサンテクニック(作例) オオカミ

シロクマのデッサン例 by 動物デッサンテクニック(作例) シロクマ

動物の「らしさ」を表現するには、骨格を知るために博物館へ足を運び、動物園で動きを捉えるなど実際に動物を観察するのが一番ですが、骨格や筋肉のつき方、プロポーションなどの基礎知識を理解する事で、より早く的確に形を捉えることが出来るようになります。

そのため本書では、代表的な動物の全身骨格図については筋肉図を交えて解説。


解説には筆者のもう一の専門分野である「古生物の復元画制作」が活かされていて、古生物の化石を復元する際、断片的な情報を元に当時の姿を「生き生きと」表現するためにサイエンティフィックイラストレーション(復元画)の世界で培ってきた経験をもとに、動物デッサン・スケッチの基礎知識や、生命らしさを表現するために必要なテクニックが詳しく解説されています。

猫の描き方の解説ページ by 動物デッサンテクニック猫の描き方も学べるニャ

フクロウの描き方の解説ページ by 動物デッサンテクニック人気の動物カフェも活用

本書の著者は、文星芸術大学工芸デザイン専攻准教授の岡本泰子(おかもと・やすこ)氏。

1990年に東京藝術大学美術学部工芸科卒業後、1992年に東京藝術大学大学院染織専攻修了。その後は国立科学博物館古生物第3研究室技術補佐員、東京藝術大学美術学部工芸科非常勤講師、東京家政大学非常勤講師、宇都宮文星短期大学非常勤講師などを経て現職。

これまでに図鑑NEO「恐竜(小学館)」「岩石・鉱物・化石(小学館)」「ゴンドワナの大恐竜展2009」展、国立科学博物館 新館・日本館展示パネルなどの制作を手がけているほか、書籍「新刊 絶滅哺乳類図鑑」(丸善出版)のイラストレーションも担当しています。

そんな著者が執筆した本書は、デザイン系の学生や漫画家・キャラクターデザインなどを志す人はもちろん、愛猫や愛犬などペットの愛らしい姿を描きたい人にとっても参考になる内容となっています。

パンダのスケッチ例

<本書の目次>

■prologue
紙色を生かして描く/大好きな動物を描く/ペットのポートレート/かわいいしぐさを描く/ペットを観察して描く

■Chapter1:画材と使い方
使いやすい画材と道具/画材を使い分ける/ドローイングの基礎練習

■Chapter2:生態を理解する
博物館へ行こう!/動物園へ行こう!/形と動きをとらえよう/パーツを比べよう

■Chapter3:身近な動物を描く
イヌ/ネコ/ウマ/ウシ・ヤギ・ヒツジ/ブタ/ラクダ・アルパカ/ネズミ・リス・ウサギ/トリ

■Chapter4:野生動物を描く
食肉目(イヌのなかま・ネコのなかま・クマのなかま)/奇蹄目/長鼻目/水生の哺乳類/霊長目/有袋類/特殊な哺乳類/鳥類/両生類・爬虫類

書名:動物デッサンテクニック
著者:岡本 泰子
仕様:B5判、192ページ
定価:2,000円(税抜)
発行:2018年9月10日(月)

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