犬猫の保護施設を作るための資金調達サイトが公開中
関西ペット協会がWEB上で寄付を募って資金調達するクラウドファンディングのサイト「おうちをつくろうプロジェクト」を公開しています。
同協会は2012年の発足以来、「動物福祉の向上」と「ペットとのより良い共存」を目指して、以下のような活動を行っている団体です。
・毎日放送への講師の派遣
・神戸西ドッグマラソンの共催
・イオンやYAMADA電機でのイベント開催
・フェリシモ猫部との共同セミナーを開催
・淡路島サービスエリアにドッグカフェを建設するためのリサーチ
・ネクスコ西日本の高速サービスエリアにあるドッグラン活用についての記事出稿
引用:crowdfunding.petinformation.jp
この他にも、Cat Pressの別記事でご紹介したオリックス・バファローズの「Bsわんにゃんクラブ」の支援も行っています。
参考:プロ野球の試合「Bsペットデー」で犬猫200匹が球場に集合
資金調達の目的
クラウドファンディングのサイトでは、殺処分前の犬や猫を「保護」して、新たな飼い主に「譲渡」するための施設を建設することを目的としています。
<建設後の活動内容予定>
・殺処分前の犬猫を引き取り施設内で保護
・保護した犬猫は獣医師による健康管理、トレーナーによるしつけを行う
・SNSでの情報配信やセミナーやイベントの開催によって広く里親を募る
・譲渡後はイベント活動などのケアを通じて飼い主の負担を軽減する
・引き出し詐欺(保護犬猫を無料で引き出し有料で里親譲渡)の防止を図る
なお、建設地については、農業生産法人である「株式会社京都府天田郡みわ・ダッシュ村」が関西ペット協会の活動内容に賛同し、保有する土地の一部を無償貸与する契約をすでに締結しています。
■建設地予定地は「みわ・ダッシュ村」の一角
引用:crowdfunding.petinformation.jp
■近隣にはイベント開催できる土地やドッグランパークも
引用:crowdfunding.petinformation.jp
そのため、現状では土地代以外の整地代や施設建設費などが不足しているため、クラウドファンディングによる支援を募集しています。
支援の方法
クラウドファンディングのサイトでは3つの支援方法が用意されています。
引用:crowdfunding.petinformation.jp
オンラインショップで漫画家によるオリジナルステッカー、映画の出演権利、書籍、Tシャツやマグカップなどのオリジナルグッズなどを購入することで、売上金がプロジェクトの活動費用に充てられます。
プロジェクトとのコラボを希望する場合や、プロジェクトに提供できる商材を持っている企業・店舗・個人の方は、クラウドファンディングのサイトから問い合わせができるようになっています。
企業や個人で運営しているホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなど、プロジェクトの情報を拡散することで支援に繋がります。プロジェクトが早く認知されると、それだけ施設の建設が早まります。
<公式サイト>
・クラウドファンディングでおうちをつくろうプロジェクト
・関西ペット協会
・みわ・ダッシュ村