プロ野球の試合「Bsペットデー」で犬猫200匹が球場に集合
昨日、プロ野球のオリックス・バファローズと埼玉西武ライオンズの一戦で、猫や犬と一緒に野球観戦を楽しむことができる「Bsペットデー2016」が開催されました。
猫を飼っている身としては猫と一緒に球場で野球を見たいかと言われると、「・・・」な感じは致しますが、猫と参加できる大変珍しいイベントではありますので、当日の様子とともにご紹介したいと思います。
開催された球場はオリックス・バファローズの本拠地「ほっともっとフィールド神戸」。
引用:psnews.jp
基本的に野球場の中にペットを連れてくることは禁止されているのが一般的ですが、4月17日(日)に限り、200匹限定で販売された「わんにゃんチケット」を購入すれば犬または猫と一緒に野球観戦できるというイベントです。
オリックス・バファローズは昨年、「Bsわんにゃんクラブ」というペット限定のファンクラブを新設しており、年会費を2,500円払うとペットの洋服が貰えたり特別イベントに参加できるという特典があり、ファンのペットまで巻き込んで野球を盛り上げようという試みを行っているんですね。
今回のペット同伴企画はその一環なのですが、会員以外の方でも参加は可能。料金は大人1名とペット1匹の入場料がセットになって2,300円、「Bsわんにゃんクラブ」の会員だと1,500円となっており、わりとリーズナブルな価格設定となっています。
チケットには、試合前に選手がプレーするグラウンドでペットとお散歩ができる特典が付いているほか、ペットが楽しめるブースやサンプリングなどの企画が用意されており、200匹分のチケットはすべて完売したようです。
その内訳はどうだったかと言うと・・・「犬が198匹」で「猫は2匹」という結果に。
想像通りという感じですが来場したペットのほとんどは犬で、むしろ猫が2匹いたことの方が驚きです。
では、気を取り直して当日の様子を写真で見ていきましょう。
試合前のグランドでのお散歩の様子。天気もよくワンちゃんも飼い主さんも楽しそうです。
引用:twitter.com/Orix_Buffaloes
残念ながら猫の姿は見られません。
続いてペットエリアで試合を観戦している時の様子。ワンちゃんは飼い主さんの上で大人しく観戦していますね。
引用:blog.livedoor.jp/vitaminw
ちなみにペットエリアの中は、大型犬、中型~小型犬及び猫用のエリアに分かれており、エリア内は自由席という仕組みになっています。
この投稿をInstagramで見る
200匹中198匹がワンちゃんなので、やはり猫の写真は見つからない・・・と思っていたところ、オリックスバファローズのスタジアム・アシスタントMCの方のブログを発見。
グランドで抱っこされていますが、耳や表情を見る限り緊張、警戒しているように見えますね。。
ちなみに猫ちゃんが来ている可愛いユニフォームは、選手が着ているものと同じデザインではなく、オリックス・バファローズの公式ダンス&ヴォーカルユニット「Bs DREAMS」のユニフォームなのだそうですよ。
さて、このイベントは結果的に好評だったようで、次回開催の期待もあるほか、席に余裕がある球団であれば他にも追随する動きが出てくるかもしれません。
野球場では多くの見知らぬ人と遭遇しますし、試合中はトランペットやメガホンを叩いたりして応援するので、基本的にはそうしたことに動じない子でないと連れて行くのは難しいと思います。
うちの猫は物怖じしないのでぜひ球場観戦してみたい!と思った方は、今回のイベントの場合、猫を連れて行くには以下の注意事項が設けられていましたので、参考にしてみてください。
・球場内では必ずリードとマナーパンツを着用する
・他の入場者やペットに迷惑がかからないようにする
・排泄物の処理は飼い主が責任を持って行い各自で持ち帰る
・他のペットとのトラブルについて球団は一切責任を負わない
・入場できるのは3種混合以上のワクチンを接種済みの猫に限る(証明書を必ず持参)
・球場内におけるペットの事故・怪我は飼い主の自己責任となる(ファールボールも含む)
・外野応援エリアに近く大きな音が鳴るのでペットが思いがけない行動をとる場合がある
・試合の妨げ及び他の客(ペット)への危害が生じると球団が判断した場合は退場してもらう場合がある
・ペットエリア以外では観戦&通行できないので、飼い主が売店やトイレに行く時は指定の場所に繋いでから移動する