猫の肖像画など120点のアートが集結!水墨書画家・岡本肇さんのネコ作品展が小田急百貨店で開催

東京都新宿区にある小田急百貨店で3月30日(水)から、水墨書画家の岡本肇(おかもと はじめ)さんによる作品展が開催されます。

水墨書画家の岡本肇さんの猫をモチーフにした作品イメージ
猫のポップアート作品展ニャ

今年80歳を迎える岡本さんは、1986年より中国・吉林省との文化交流で印材に文字を彫る篆刻(てんこく)や書を学んだのち、和味文化研究所を設立して生活道具や生活雑貨の商品を企画。現在は水墨書画教室「墨童の会」を主宰し、水墨・書画作品の個展を全国各地で開催しているほか、和テイストの商品企画などさまざまな創作活動を展開しています。

その作風は富士山・七福神・達磨・招き猫など、長きにわたって描き継がれてきた伝統の素材を、ポップアートという捉え方で表現。自ら「水墨ポップアート」と称する絵は、素材目線からのメッセージと共に、招福の思いを筆に託しながら描かれているのが特徴です。

本展では「岡本 肇 SWING CATS百展 ~今日もまたいいネコに出会えた~」と題して、猫をモチーフにした水墨ポップアート作品が集結。

いろんな種類の猫を描いた「肖像画」シリーズをはじめ、原画・版画あわせて約120点が展示販売されます。

茶白猫の肖像画 by 岡本 肇
「猫の肖像」19,800円
シャム猫の肖像画 by 岡本 肇
「猫の肖像」19,800円

ふくよかな三毛猫の肖像画 by 岡本 肇
「猫の肖像」19,800円
キジトラ猫の肖像画 by 岡本 肇
「猫の肖像」19,800円

中には猫たちが愛くるしいブサ顔で微笑むユニークな作品も。

たくさんの猫が笑った肖像画作品「笑う猫」 by 岡本 肇
「笑う猫」312,620円

また、岡本肇さんが1998年に発表したオリジナルの猫キャラクター「Kabamaru(かばまる)」を描いた作品も多数出品。

Kabamaruは「忙しい人間社会をのんびり暮らす猫の様子で描いてみよう」との発想から生まれたキャラクターシリーズで、人を擬猫化することにより猫と人との境界を曖昧にし、見る者の心を和ませて笑顔を誘う猫の世界を表現。

思わず笑顔になってしまうような心和む作品の数々が登場するほか、Kabamaruのグッズも販売されます。

猫キャラKabamaruシリーズ作品「ときめきをいつも心のまん中に」 by 岡本 肇
「Kabamaru・ときめきをいつも心のまん中に」 20,020円
猫キャラKabamaruシリーズ作品「ハート」 by 岡本 肇
「Kabamaru・ハート」20,020円

猫キャラKabamaruシリーズ作品「あきらめないから夢近づいてくる」 by 岡本 肇
「Kabamaru・あきらめないから夢近づいてくる」20,020円

会場となる11F催物場では、全国各地の百貨店などを巡回しているイベント「ねこ展」も同時に開催。

「ねこ展」は猫をモチーフにしたアート作品やアクセサリー、アパレル、インテリア雑貨、食器など、作家が自らの猫愛を表現したさまざまアイテムを展示販売するイベントで、今回は30組近くの作家やショップなどが出店。

韓国人若手イラストレーター「まなつ&まひる」さんが初参加するほか、4コマ漫画『猫又指南』の作者で猫絵作家の「くまくら珠美」さんの来場イベントや、人気RPGゲーム『テイルズ オブ』シリーズのキャラクターデザインや小説の挿画を手がけているイラストレーター「いのまたむつみ」さんのサイン入り画集の数量限定販売なども予定されています。

<イベント概要>
名称:岡本 肇 SWING CATS百展 ~今日もまたいいネコに出会えた~
期間:2022年3月30日(水)~4月4日(月)
時間:10:00~20:00
  :10:00~17:00(最終日)
会場:小田急百貨店新宿店 本館11F催物場
住所:東京都新宿区西新宿1-1-3

<参考>
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