毎日新しい猫と動物に出合える!日めくり絵本「トラネコボンボンの365日」第3弾が登場

猫のキャラクターと一緒に毎日違ったストーリーを楽しめる日めくり絵本「トラネコボンボンの365日」の最新刊が12月10日に刊行されます。

日めくり絵本「トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記」の表紙
トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記

同シリーズは、絵と文でつづった小話を日めくりカレンダーのように1日ずつ楽しめる書籍で、今日は何の日なのかを猫の絵やコメントで教えてくれる「猫ごよみ365日」を2017年に、猫と一緒に世界の街や名所を旅した気分になれる「世界一周猫の旅」を2018年にそれぞれ発表。

本書はそれに続く第3弾となる絵本で、今回のテーマは「世界のどうぶつ」。

役に立たない「動物新聞」の編集長でもある著者=トラネコボンボンが、さまざまな猫になって世界中のあちこちの動物たちに会いに行くというコンセプトで、キリンやチーター、クロサイ、ツキノワグマ、レッサーパンダ、テナガザル、ホロホロチョウ、アジアスイギュウ、ダマジカなど、たくさんの動物が登場します。

「キリン&シロテテナガザル」のページ by トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
キリン/シロテテナガザル
「チーター&クロサイ」のページ by トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
チーター/クロサイ
「ツキノワグマ」のページ by トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
ツキノワグマ

各ページには猫とさまざまな動物たちとのエピソードに加えて、生態にまつわる豆知識も添えられているため、絵本としてだけでなく動物図鑑としても楽しめるのが特徴。

<掲載例>
・トビネズミ→ひとっ飛びで3メートル跳躍できる。
・シジュウカラ→スズメの仲間で、漢字で「四十雀」と書く。
・ペリカン→口ばしが鳥類で一番大きい。
・ハチドリ→人の親指ほどの小さく愛らしい鳥。
・ウォンバット→四角い糞をする。
・トラ→世界最大のネコ科の動物。絶滅危惧種。
・ジャイアントモア→かつてニュージーランドに生息していた、飛べない巨鳥。絶滅種。
・スプリングボック→南アフリカのラグビーチームの愛称「スプリングボックス」にもなっている草食動物。
・ザトウクジラ→世界中の海に届く鳴き声でコミュニケーションをとる。

中には希少な絶滅危惧種やすでに絶滅してしまった種なども含まれていて、世界を旅しているだけでなく、タイムスリップ気分で色んな動物との出会いを毎日楽しめるようになっています。


本書の著者は、開店場所が決まっていない旅するレストラン「トラネコボンボン」を主宰している料理人の中西なちおさん。

2007年よりトラネコボンボンを主宰し、季節や場所にあわせてさまざまな国の料理をイベントやケータリングなどで提供している傍ら、独特の世界観を持つ作画家としても活躍。東日本大震災以降は自身のブログ「記憶のモンプチ」にて毎日1枚ずつ動物の絵を描き続けており、これまでに多くの絵本やレシピ本を執筆。とくに絵本やグッズなどに登場する猫は、独特のピースフルな世界観で熱狂的なファンを魅了しています。

そんな中西さんが描く「トラネコボンボンの365日」シリーズ最新刊には、文字どおり365匹の猫と、365種類の動物が登場します。

「ホロホロチョウ&アジアスイギュウ」のページ by トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
ホロホロチョウ/アジアスイギュウ

毎日「今日はどんな動物かな?」と思いながらめくるのを楽しむのはもちろん、自分の誕生日や記念日にどんな動物が出てくるのかワクワクしながら探してみるのも本書ならではの楽しみ方。

しかし、そんな期待を抱いて開いたページがアナコンダや毒ガエルだったら読者がガッカリするかもしれない・・との思いから、蛇やワニやカエルなどの動物は収録されていないのだとか。

「ダマジカ」のページ by トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
ダマジカ

この「トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記」の発売を記念して、神奈川県藤沢市にある蔦屋書店 湘南T-SITEでは新刊フェアの開催を予定。

本書をはじめ過去に発売された絵本、ポスター、ハンカチ、お弁当箱、琺瑯(ほうろう)マグカップなどのグッズも販売される予定となっています。

書名:トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
著者:中西 なちお
仕様:四六判、384ページ
定価:本体2,500円+税
発売:2019年12月10日(火)

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