ペットと入居できる住宅型有料老人ホームに猫との触れ合いルームが誕生

愛猫や愛犬と入居できる大阪の住宅型有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」の1Fフロアに9月26日、飼い主を探している子猫たちと触れ合える譲渡型の施設「猫のロンパールーム」がオープンします。

猫のロンパールームにいる猫のイメージ写真

ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」はペットと共生することを入居の条件としている施設で、「ずっとペットと一緒に暮らしたい」と願う高齢者に対して、安心して暮らせる住まいを提供することを目的とした、日本初となるペット共生型の有料老人ホームです。

猫と暮らせる有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI

1Fには居住者以外もペット同伴で利用できるカフェスペース「ペピイカフェ」があり、その一角に誕生するのが「猫のロンパールーム」。

入口のトンネルを抜けると、森の中で猫たちが木登りをして遊んでいるかのような、まるで絵本の中にいるような世界観を感じさせる空間が広がっていて、来場者は猫たちとの触れ合いを楽しむことができます。

猫のロンパールームの室内イメージ

ここにいるのは、「子猫リレー事業」によってやってきた猫たち。

子猫リレー事業とは、大阪市と同市の獣医師会が中心となって取り組み始めた事業で、市動物管理センターで保護された生後間もない子猫を獣医師会が譲り受け、会員獣医師の下で各種感染症検査などの健康チェックやワクチンの摂取を実施。健康状態が良好な子の里親を募集しながら避妊や去勢手術、マイクロチップの挿入などを進めていく、小さな命を皆でリレーしていく取り組みとして2015年から行われています。


今回新たに誕生する「猫のロンパールーム」では、獣医師が育てた健康な生後3~6ヵ月の猫を預かり、同施設内で動物看護師などがお世話する仕組みになっているほか、獣医師が定期的に往診を実施。また、隣接する動物看護専門学校で動物看護師を目指す学生が、清掃やお世話係のボランティアとして参加するなど、猫の健康に配慮された環境で飼育されます。

猫のロンパールームへの入場料は30分600円で、収益の一部は子猫リレーの事業活動費に寄付。来場者は気に入った猫がいれば里親になりたいと申し出る事ができるため、新しい猫との出会いの場となることも目指しています。

オープン初日には大阪市の東成区長を招いたオープニングセレモニーを13時から開催。式典には一般の人も自由に参加することができ、来場者プレゼントも用意されているほか、式典に続いて施設内にて「第一回玉造猫まつり」が開催されます。

第一回玉造猫まつり(ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI 1Fで開催)

同イベントでは、大阪市獣医師会による子猫リレー事業の猫たちを集めた譲渡会をはじめ、ペット用品通販の「PEPPY」による厳選猫グッズの販売、「はっちゃん日記」で御馴染みの写真家八ニ一(はにはじめ)さんによる写真撮影講座、隣接する大阪ペピイ動物看護専門学校では猫のおもちゃ作りのワークショップを行うなど、さまざまな催しが企画されています。

名称:第一回玉造猫まつり
日程:2018年9月26日(水)
時間:13:00〜16:00
会場:ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI 1F
住所:大阪市東成区中道3-8-21

参考:キャットタワー付き!猫と暮らせる有料老人ホームが建設予定
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