悪の組織を牛耳るボスはネコ好きだった!人気マンガ「悪のボスと猫。」
悪の組織を牛耳るボスと、飼い猫のコミカルなストーリーを描いたマンガ作品「悪のボスと猫。」がじわじわと人気を集めています。
この作品はマンガ家のボマーンさんがTwitterなどで連載している作品で、悪の組織を仕切っているボスのコワモテな一面と猫にメロメロな一面のギャップが楽しいギャグ漫画。
1話分が2ページで完結するショートストーリーで、前半は「ククク…」「フフフ…」「フハハハハ…!!」と不敵な笑みを浮かべながら余裕たっぷりのボスが、後半になるとネコを可愛がったりネコのイタズラに手を焼いたりするなど、ボスの猫愛あふれる姿についついほっこりしてしまう人が続出中。
今回はその作品の一部(3話分)をご紹介。まずはこちら。
タバコをくわえながらいかにも悪だくみをしてそうな表情をしているボスに、突然何かを訴えかける1匹のネコ。おもむろに立ち上がったボスがとった行動は、ニャンとお皿にカリカリを盛ってやること。ニオイを嗅ぎ付けた他の猫たちにも1匹ずつご飯を盛ってやり、最後は満腹になったネコたちをはべらせながら悦に入る・・という、悪の組織のボスとは思えないちょっぴり可愛らしいオチが毎回用意されているマンガ作品なのです。
お次はこちら。高額の小切手を手にして悪そうな笑みを浮かべるボスですが、突然繰り出された猫パンチによって、あろうことか小切手が家具の下に入り込んでしまいます。
悪の組織を牛耳っているわけですから抹殺されてもおかしくない状況ですが、ボスが引き出しから勢いよく取り出したのは拳銃・・ではなくニャンと定規。ネコに怒るでもなく、床に這いつくばって必死に小切手をたぐり寄せるボスの後ろ姿には哀愁すら漂います。
これだけだと、ただのネコ好きなおじさんに見えてしまいますが、そこは悪の組織のボス。道を歩いているだけで敵対する組織から命を狙われることも日常茶飯事。ボス自身もかなりの武闘派でもあることがうかがえます。
帰宅したボスに襲いかかるのは・・ネコ。軽い身のこなしでかわした後は、お腹を優しくグリグリして猫ちゃんもゴロゴロ。
作中ではボスや登場人物たちがほとんど言葉を発さないので、絵だけを見ながらパラパラと読み進めることができ、ボスのネコ好きっぷりにニヤニヤしながら楽しめる作品となっています。
今回ご紹介した「悪のボスと猫」はTwitterやpixivなどにて一部無料で公開されているほか、昨年には単行本が登場。今年の1月には第2巻(Part2)も発売されています。
中にはボスの若い頃のシーンやボスが猫好きになった経緯と思われるシーンなど、ちょっぴりセンチメンタルな気分になってしまうストーリーも描かれていますので、興味のある方はチェックしてみては。
さらにボスの不敵な笑みやネコとのじゃれ合いシーンをはじめ、マンガでは見られないボスのレアな姿を収録したLINEスタンプも公開中。
(C) ボマーン
※本記事内の画像は作者の許可を得て掲載しています。