これが本気の腕立て伏せか…ッ!三毛猫さんが人間顔負けの筋トレポーズを披露→まっすぐで完璧なフォームに惚れ惚れしてしまう
猫は高い身体能力を持った動物。狩りや遊びの一環として走りったりよじ登ったりすることで、自然と筋肉を鍛えたりほぐしたりすることができますが、時には人間のようにトレーニングに励んでいるような姿を目撃されることもあります。
もなかさん(@sfpEPMaKrIWigZK)がTwitterに公開した写真も、そんな光景を捉えたワンシーンです。
両手両足をピンッと伸ばした姿勢がとっても美しいこちらの猫ちゃん。
一般的な腕立て伏せ(プッシュアップ)よりも、両手の幅を狭めて上腕三頭筋への負荷を掛けたナロープッシュアップに近いフォームで、己の肉体と精神を淡々と追い込んでいるかのような光景。猫らしい猫背が見る影もなくまっすぐに伸びた背中は、広背筋を鍛えるのにも効果がありそうです。
もちろんこれは本当に腕立て伏せをしている状況ではなく、猫が後ろ足をそろえて全身で伸びをしているところを撮影したシーン。
とは言えパッと見た感じでは猫のするポーズに見えないのも確かで、飼い主さんが初めてこの姿勢を見た時は「えっ?中に人が入ってる?」と、猫らしからぬ後ろ姿に驚いたと言います。
猫は寝起きや運動前などに伸びをする動物ですが、この猫ちゃんの場合、何か失敗した後や要求がある時にこのポーズをよくやるのだそうで、自分を落ち着かせようとしているのか、何か特別な意味がある行動なのかもしれませんね。
この見事な筋トレポーズを披露してくれたのは、来月6歳になる三毛猫の「娘ちゃん」(♀)。普段はお気に入りのおもちゃで遊んでもらうのが大好きで、飼い主さんの元へ持ってくるものの、忙しくて構ってあげられない時は、足にタックルしてきて噛んだりするというアグレッシブな性格の持ち主。その一方で掃除機やお風呂、抱っこが嫌いというデリケートな一面もあるのだとか。
そんな娘ちゃんがお家にやってきたのは、まだ小さな仔猫の頃。以前、飼い主さんの元には20年以上も一緒に過ごしてきた大きな黒猫(♀)がいました。その子が亡くなって5年ほど経った頃に、娘さん(人間の方)から「もらって欲しい猫がいる」という話をされたのが運命の出会いのはじまり。飼い主さん的にも「そろそろ新しい猫を飼ってもいいかな…」と思える心境になっていたため、里親さんから1匹だけ譲り受けることに決めたと言います。
譲渡の話を聞いた時点では、猫ちゃんはまだ母猫のお腹の中にいて、その後に生まれた4匹のうちの1匹が娘ちゃん。娘ちゃんは生まれてから1ヶ月しか経たないうちに兄妹猫と離れ離れになってしまったので、飼い主さんの足を噛んでしまう行動については、甘噛みの加減がわからないで育ってしまったことが原因ではないかと思っているそうです。
一方で、娘ちゃんとの出会いによって、飼い主さんの生活には大きな変化がもたらされることに。
「先代猫を亡くしてから、もう猫を飼うことはないだろうなと思っていたけど、まさかこんなに毎日色んな表情を見せてくれる猫に出逢えるとは…自分が1番ビックリしてます。」
(飼い主さん)
プライベートでは色鉛筆画が趣味なのだという飼い主さん。お家では猫や鳥などのリアルな動物の絵を描いていて、「娘ちゃんが我が家に来てくれてなかったら、今より平凡な日々を過ごしていただろうし、SNSもやってなかったし、絵も描いていなかったと思います。」と、猫によって新たな趣味までできてしまったことを告白。
Twitterでは娘ちゃんの姿だけでなく、色鉛筆で描いた猫のイラストなども公開されています。
<参考>
・得意げな顔が迫力満点!爆笑しているように見える三毛猫の表情が個性的→普段はキリッと凛々しい女将風の猫だった
・この高さまで大ジャンプ!網戸に張り付いた猫の姿がフレンドパークのようだと話題に→日頃から暴れん坊な三毛猫だった