賽銭箱の前で寝ている猫の姿があまりにも神々しい…迷い込んだ神社で一匹の茶トラ猫に遭遇した女性、その目撃談を聞いてみた

猫はさまざまな場所で見かけることがありますが、とりわけ神社にいるのが似合う生き物。

神社の前でくつろぐ猫のイメージ写真
神秘的な雰囲気がするニャ

神社は神さまを祀った神聖な場所である一方、猫は迷信や伝説に登場するスピリチュアルな存在で、神社にいる猫の姿を見るとまるで神様の使いに遭遇したかのような縁起の良さを感じられます。

Xユーザーのけーたろう(@yukarih68)さんは先日、観光で北九州市にある小倉城を訪れたところ、入り口が分からず城内にある八坂神社に迷い込んでしまったのだそう。そこで一匹の猫を目撃することになったのですが、その場所はなんと賽銭箱の真ん前。たとえ猫に興味がない人であっても反応せずにいはいられない存在感を放っています。

お賽銭箱の前で眠る猫 in 小倉城内にある八坂神社
香箱座りなのが尚良し

東京都神社庁の公式HPによると、お賽銭を入れる正しい作法として「賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れる」と記載されていますが、この位置に猫が鎮座していると参拝する対象が「神さま」ではなく、「猫さま」になってしまうシチュエーション。

しかし猫好きな人にとって、猫さまに会釈をして、真心を捧げ、お賽銭をいれるのは、やぶさかではありません。

この光景を見た瞬間、「猫?いやそんなはずはないよね。」と感じたという、けーたろうさん。猫が全く動かないこともあり、最初は精巧に作られたオブジェかとも思ったそうですが、「動物と関係ある神社でもないし、やっぱり本物の猫?」と、一瞬のうちにいろんなことが頭をよぎったと言います。

その後、賽銭箱の上にある鈴を鳴らしても猫ちゃんは微動だにせず。すぐ奥の本殿では神主さんが祝詞をあげていて、音が鳴っていたにも関わらず、やはり変化はなかったのだそうで、猫ちゃんは相当深い眠りに陥っていたことがうかがえます。

お賽銭箱の前で香箱座りをする茶トラ猫 in 小倉城内にある八坂神社
お賽銭を入れるのに気を使いそう…

ネコ好きな人にとっては、こんな手の届く場所で猫が寝ていたら、思わず撫でたくなってしまいそうな気もしますが、けーたろうさんはどうだったのでしょうか。ご本人に聞いてみると「いいえ。触るということは思いつきませんでした。神々しい感じもありましたので。」と回答。

神社を訪れたのは連休明けの朝9時ころだったせいか、周りには参拝客が誰もいなかったことから、境内は静寂に包まれた神秘的な雰囲気。写真では可愛らしい猫の寝姿に見えてしまいますが、実際に静まり返った神社の中でピクリとも動かない猫に遭遇すると、普段よりも神々しく感じられるのかもしれませんね。

一方、お賽銭箱の前に猫ちゃんが鎮座していると、ご利益がありそうな気もしてしまいますが、神社では何かお願いごとをしてみたのでしょうか。それについては「お友達の病気のことや、離れて暮らしている子供達のことが頭をよぎりましたが、この場所に来させていただいてることを含めて、諸々についてお礼だけ申し上げました。」と、感謝の気持ちだけ伝えたことを振り返ってくれました。

そんなけーたろうさんは、怒髪天(どはつてん)というロックバンドの大ファン。今回、お賽銭箱の前で寝ていた猫ちゃんと遭遇したのは、熊本・博多で開催されたライブに大阪から家族で参加し、その帰りに小倉でひとり途中下車して観光したことがきっかけなのだとか。

お出かけ先でちょっと足を延ばしてみると、猫ちゃんとの思わぬ出会いがあるかもしれない…そんなことを期待させてくれる微笑ましいエピソードですね。

取材協力:けーたろう(@yukarih68)さん

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