三毛猫からアメショまで全部で27匹の猫を収録!プロの塗り方で楽しめる「猫のぬりえ」
色鉛筆の基本12色を重ねて塗るだけで、もふもふな猫の絵が完成する書籍「あなたもできるプロの塗り方で 猫のぬりえ」が東邦出版より発売されています。
塗り絵は輪郭が描かれた図形に色を塗っていくだけなので、一見簡単そうに見えますが、どこから塗り始めてよいか迷ってしまったり、どこを何色で塗るか悩んでしまう・・という方もいらっしゃるのでは。また、上手く塗れるのか不安になってしまうと、せっかくの塗り絵もあまり楽しめませんよね。
本書はプロのイラストレーターが教える4ステップの塗り方を真似るだけで、1ランク上のぬりえが出来上がる初心者にもチャレンジしやすいぬりえ本。
各ステップごとに使用する色や塗り方の注意点などが記載されており、それに従って塗り進めていくだけで可愛い猫ちゃんができあがります。
また、猫の顔や体についての解説が記載されているのも本書の特徴。
耳、鼻、口、ヒゲ、足、尻尾といった基本的なパーツから、瞳孔や色彩、毛の流れなど、猫好きな人でも普段はなかなか着目しづらいポイントまで解説。色を塗る前に猫の体の基本を知っておくことで、リアリティのあるイメージを持ったまま塗り始められる構成になっています。
しかも猫の顔や瞳、足といったパーツは、ほぼ原寸大で掲載されているので、猫を飼っている人や猫好きな人にとっては、より明確にイメージしやすいかもしれませんね。
収録されている猫の種類はぜんぶで27匹。もちろん全ての猫に4ステップの塗り方が解説されていますよ。
■本書に登場する猫たち
<和猫>
ミケ、ハチワレ、ブチ、サバトラ、チャトラ、 キジトラ、サビ猫、白猫&黒猫
<洋猫>
アメリカンショートヘア、シャム猫、ペルシャ、エキゾチックショートヘア、ロシアンブルー、ラグドール、スコティッシュフォールド、ベンガル
著者は書籍、雑誌、広告などのイラストレーションを手掛けるエヴァーソン朋子さん。
大阪芸術大学のデザイン学科を卒業した後、デザイン制作会社での勤務やフリーランスを経て、結婚後に夫の出身国である南アフリカのケープタウンへ。当時、南アフリカ唯一の現代アートコンペティションに入選。現在は帰国してイラストレーションや個展のほか、アフリカで始めた陶芸の作品発表なども行っている方です。
本書はそんなエヴァーソン朋子さんが描いた、さまざまな表情や仕草の猫たちを収録。ご本人によると、猫を描いてみたいけれど難しそう、猫をじっくり塗ってみたい、とにかく猫を愛でたい!という方にオススメの一冊なのだとか。
いままでのぬりえに物足りなくなってきた人、ちょっと変わったぬりえに挑戦したい人など、ぬりえ好きの人にも最適。
自分で塗って楽しむのはもちろん、12色の色鉛筆とセットにして猫好きな人にプレゼントしても喜ばれるかもしれませんね。
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