約150点の作品で猫の魅力に迫る「ねこがいっぱい ねこアート展」

古代エジプトの彫像から江戸時代の浮世絵、近代画家による絵画まで、猫をモチーフにした芸術作品を展示する「ねこがいっぱい ねこアート展」が4月21日から、広島市中区にあるひろしま美術館にて開催されます。

約150点の作品で猫の魅力に迫る「ねこがいっぱい ねこアート展」@ひろしま美術館

猫は古くから私たち人間にとって身近な存在で、自由気ままでマイペースな性格や愛くるしい仕草、しなやかな体つき、俊敏な運動能力、柔らかな毛並みなど、その魅力は世界中で多くの芸術家たちを虜にしてきました。

本展では世界各国の芸術家たちによる猫の絵画や彫刻、版画などの作品、約150点を4つの章に分けて展示。

<展示構成>
第1章 猫の表象~聖なる猫と悪魔の猫
第2章 人の暮らしとともに
第3章 猫百態
第4章 猫七変化

江戸時代の人気浮世絵師・歌川国芳や、日本近代絵画史に名を残すレオナール・フジタ(藤田嗣治)らが描いた作品など、猫の美術の歴史を辿りながら、その限りない魅力に迫る展示内容となっています。

 


展示予定作品(一部)

《バステト女神像》エジプト末期王朝時代 松岡美術館《バステト女神像》エジプト末期王朝時代 松岡美術館

ピエール・ボナール《子供と猫》1906年頃 愛知県美術館ピエール・ボナール《子供と猫》1906年頃 愛知県美術館

長谷川潾二郎《猫》1966年 宮城県美術館長谷川潾二郎《猫》1966年 宮城県美術館

<その他>
ゴヤ《『ロス・カプリーチョス』:告げ口屋さん》
スタンラン《シャ・ノワール巡業公演》
ミレー《バター作りの女》
岩松道純《新田猫絵》、
歌川国芳《山海愛度図絵 えりをぬきたい》
小磯良平《少女と猫》
朝倉文夫《つるされた猫》、
レオナール・フジタ《猫のいる自画像》
熊谷守一《猫》
小林清親《猫と提燈》
加山又造《猫》
歌川国貞(初代)《東海道五十三駅の内 岡崎八ッ橋村》
歌川国利《新板猫の世界》
三岸好太郎《猫》
など、約150点(※半期で展示替えあり)。

会場となるのは、1978年に開館して今年で40周年を迎える「ひろしま美術館」。

ひろしま美術館 本館・中庭のイメージ写真ひろしま美術館 本館・中庭

同館は、戦後の復興の過程で人々から求められていた「愛とやすらぎのために」をコンセプトに、原爆犠牲者の人々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられた美術館で、印象派を中心としたフランス近代美術と、日本洋画や日本画などの日本近代美術コレクションなど、約300点の作品を所蔵しています。

ひろしま美術館の内観(本館ホール)写真ひろしま美術館 本館ホール

期間中は本展に関連するイベントも予定されており、同館学芸員が講師を務めるミュージアムトークや鑑賞会、ミュージシャンによる音楽コンサートなどが行われるほか、館内にあるカフェ・ジャルダンでは「ねこアート展」の特別メニューも登場。

開館40周年を記念した「ねこカフェセット」は、同館が所蔵しているフィンセント・ファン・ゴッホの作品「ドービニーの庭」に描かれている黒猫をモチーフにしたオリジナルマグカップに、ココアで肉球を描いたカプチーノを入れ、ココア生地の黒ねこクッキーを添えたネコ好きにはたまらないスイーツセットとなっています。

ひろしま美術館のねこカフェセットねこカフェセット/702円

また、本展限定メニューの「ねこスフレ」には、チョコレートでねこの顔を描いたバニラアイスクリーム、猫のシルエットが描かれたふわふわのスフレ、プレートにデコレーションされた肉球など、こちらもネコ好きな人なら思わず注文してみたくなりそうなメニューとなっています。

ひろしま美術館の「ねこスフレ」ねこスフレ/1,058円

本展は4月21日から65日間にわたって無休で開催されますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ねこがいっぱい ねこアート展

期間:2018年4月21日(土)~6月24日(日)
前期:2018年4月21日(土)~5月23日(水)
後期:2018年5月24日(木)~6月24日(日)
休館:会期中無休
時間:9:00~17:00
  :9:00~19:00(金曜日)
※初日の4月21日は10:00からの開会式終了後に開場、入館は閉館の30分前まで

<入館料>
一般 :1,300円
高大生:1,000円
小中生:600円

会場:ひろしま美術館

広島県広島市中区基町3-2

画像提供:Hiroshima Museum of Art