お寺で暮らす猫たちのレアショットも収録、那須の長楽寺から新しい写真集『てらふくねこ』が登場
猫と住職の朝ごはん風景が話題のお寺、栃木県にある「那須の長楽寺」から第2弾となる写真集が刊行されます。
長楽寺は寛永7年(1630年)に創建されたと伝えられる400年以上の歴史を持つ古寺。
境内には疫病神の一種である疱瘡神(ほうそうがみ)を祀った神社があり、幕末期には祈願によって天然痘が治癒したという言い伝えが残っているほか、准胝観音が祀られている観音堂は、那須三十三所観音霊場の第12番札所として各地から巡礼者が訪れています。
一方、6匹の猫が暮らしている長楽寺は猫と会えるお寺としても有名で、住職である鈴木祥蔵さんは毎日、朝勤行の後に猫たちに囲まれて食事をとるのが日課。
約25万人のフォロワーを抱えるお寺の公式Twitterでは、住職が自分のご飯を食べながら片手で猫たちにオヤツを与える光景など、猫とのふれあい映像が日々公開されていて、癒やされる人が続出しています。
本書はそんな「那須の長楽寺」の第2弾となる写真集で、三毛猫の「ミー子母さん」をはじめ、同じく三毛猫の「ひーちゃん」、キジ白の「まー君」「こーちゃん」「たーくん」、茶白の「シロ君」の6匹が福猫として幸せそうに暮らしている姿をたっぷりと収録。今回はミー子母さんの出産直後を捉えたレアショットなど、SNSとは一味違った猫たちの表情や住職との触れ合いの様子を見ることができます。
住職の毛布を一番安心できる出産場所として選んだ「ミー子母さん」が、母性溢れる表情で子どもたちを見つめている微笑ましい様子や、子猫時代の「ひーちゃん」「まー君」「シロ君」のあどけない姿はファン必見。茶色の毛を持つ「シロ君」が、なぜ「シロ」という名前なのか写真を見ると謎が解けるかも……!?
撮影を手掛けたのは、前作の写真集『てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方』と同じく、猫写真家の石原さくらさん。
石原さんは雑誌の写真連載やテレビ出演、写真教室の開催、写真展の審査員、デボンレックスとシンガプーラのブリーダーなど猫に関する多彩な活動を行っていますが、「那須の長楽寺」には度々通って写真を撮っていたのだそうで、本書では2020年生まれの「こーちゃん」と「たーくん」がお寺にやってきたばかりの子猫時代に撮られた貴重な写真も収録されています。
人間と猫が暮らす「那須の長楽寺」では、家族構成がたびたび変化。最初は住職とおかみさん、お姉ちゃんの元に、「ミー子」が現れて、「ひーちゃん」たち子宝に恵まれたと思ったら、お姉ちゃんが進学のため親元を離れて、その間に「こーちゃん」と「たーくん」が家族の仲間入りをして、またお姉ちゃんが戻ってくるなど、猫たちが家族の縁を繋ぐ役割を果たしている側面も少なくありません。
本書はそんなお寺の家族の絆と、温かい思い出が感じられる一冊となっています。
また、写真集の発売日には、2023年の壁掛けカレンダーも同時に発売されることが決定。こちらも猫写真家の石原さくらさんが撮り下ろしたネコ写真で構成されていて、春夏秋冬いつでも長楽寺の6匹と一緒にいられるファンには嬉しいカレンダーです。
本記事で紹介した写真集またはカレンダーをAmazonで購入すると、スマホで楽しめるデジタルデータが付いてくる特典付き。
カドカワストアでは写真集を購入するとポストカードが、カレンダーを購入すると那須の長楽寺が「心願成就」「身体健全」を祈願したオリジナルのお札をもらえる特典がそれぞれ用意されています。
<参考>
・住職やおかみの言葉と、猫たちの写真に癒やされる!那須の長楽寺から新刊『6匹の猫と住職』が登場
・主役猫からボス猫まで、世界中の人気ねこ30匹が集結!岩合光昭の最新写真集『あのネコに会いたい』
・朝ごはんを食べる住職さんがネコまみれ!新刊「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」
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