愛媛の猫島で餌不足、支援を求めると全国から大量の支援物資が!
愛媛県の瀬戸内海上に「青島」という島があります。
猫が150匹以上も暮らしていることから「猫島」とも呼ばれています。
青島には1日2便しか船が出ておらず、ホテル・お店・自動販売機なども一切ないので、食料や水を持参しなければなりません。
しかし、島には自動車や自転車が1台もなくカラスなどの天敵もいません。また、島の人も猫に餌を与えたりと親切にしているため、猫にとっては楽園の島であると言われています。猫島と言われる所以ですね。
そのため、週末になると多くの猫好きな人たちが猫を見ようと島に訪れるのだそうです。
そんな青島で、猫の餌が不足してしまい住民の方がTwitterで支援を呼びかけたところ、なんと累計で90箱以上の支援物資が届けられ、保管する場所がなくなってしまったために支援物資の要請を一時停止しているという微笑ましいニュースがありました。
支援物資(猫ちゃんのエサ、ご飯)の青島への発送は停止願います。
予想以上の大量のエサ(ご飯)が青島に届いてしまい、保管場所がなくなりました。4月まで大丈夫です。皆さんありがとうございました。
それにしても青島の猫たちの人気はすごい pic.twitter.com/Rffwnxie85— 猫の島 青島 (@aoshima_cat) 2016年2月25日
この様子はテレビでも取り上げられて大きな注目を集めましたが、テレビの映像ではそんなに不衛生な感じは伝わってこなかったそうです。
猫が150匹もいて、食べるものにも困っていない状態であれば、普通に考えるとかなりの排泄物が出てしまいますよね。
猫島の見た目が綺麗に保たれていた背景には、島民の方が撮影前に陰ながら行っていた清掃の努力があったのです(ちなみに猫島には16人ほどのお年寄りしか住んでいません)。
猫目的で島を訪れる人はゴミを必ず持ち帰り、写真撮影などのマナーに気をつけたうえで楽しみましょう(=^・^=)