ボスネコばかりを集めた岩合光昭さんの新作写真集「ネコおやぶん」
動物写真家・岩合光昭さんが撮影した、存在感抜群のネコたちを収録した写真集「ネコおやぶん」が2018年5月26日に発売されます。
本書は「おやぶん」をテーマに、岩合さんが国内外で出会ったボスネコたちの雄姿を収めた写真集です。
これまでに世界各地を巡ってたくさんのネコ写真を撮影してきた岩合さんですが、被写体となるネコを選ぶ時には、顔が大きくていかにも強そうな個体を好んで撮影しているのだとか。
本書では、そんな岩合さんが撮影したボスネコたちの写真を「食いしん坊おやぶん」「こわもて親分」「グータラ親分」「名物親分」などの章ごとに分類して掲載。
<構成>
ハマの親分
食いしんぼう親分
こわもて親分
心やさしき親分
太っ腹親分
ライバル親分
あらくれ親分
グータラ親分
名物親分
孤高の親分
ひょうきん親分
北の親分
イタリアでスパゲッティをすするネコ、ハワイで飼い主とともにサーフィンを楽しむネコ、ニューオリンズのバーで看板猫を務めるネコ、青森で雪をかきわけて進むネコなど、さまざまな表情を見せるボス顔のネコをテーマに沿って楽しめる構成になっています。
岩合さんがネコを撮影する時に大事にしているのが「その土地土地の風景」と「人間とネコが関わり合いながら生きている」という点。
そのため、本書にはボスネコの力強くて雄々しい魅力だけではなく、撮影地となった各地の自然が織り成す情景に自然体で収まるネコたちの姿や、現地の人々と共生するネコたちの日常も収められおり、時に感動的で時にユーモラスな猫たちの一瞬が捉えられています。
また、NHK BSプレミアムで放送中の人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」では、撮影する際に岩合さんがネコに話しかけているシーンをよく見かけますが、本書に登場するようなボスネコを撮影する時には「親分さん」と声を掛けながら、相手の気位の高さを尊重しつつ撮影を行っているのだとか。
そんな光景を想像しながら眺めてみるのも本書の楽しみ方の一つとなっています。
眼光鋭いおやぶん ©Mitsuaki Iwago
猫パンチを浴びるおやぶん ©Mitsuaki Iwago
パスタを食らうおやぶん ©Mitsuaki Iwago
絶景が似合うおやぶん ©Mitsuaki Iwago
書名:ネコおやぶん
出版:辰巳出版株式会社
仕様:B5変型判(234x182mm)
頁数:128ページ/オールカラー
価格:1600円(税抜)
オススメ
(c) Mitsuaki Iwago/(c) TATSUMI PUBLISHING 2018./dreamnews.jp