猫砂の選び方

猫ちゃんの好みや飼い主さんのお掃除に大きな影響を与える「猫砂」。

多くの種類や商品が出ているだけに、ベストな猫砂にたどり着くには試行錯誤を繰り返すしかありません。

そうは言っても闇雲に決めてしまうよりは、猫砂の種類や特徴を理解してから試した方が、より早く最適な猫砂にたどり着けることでしょう。

愛猫にとってベストな猫砂、掃除をする側の人間にとってベストな猫砂は、必ずしも一致しません。どちらを優先すべきか、落とし所はどのあたりなのかをイメージしながら吟味してみてください。

それでは猫砂の素材別に特徴を見て行きましょう。


猫砂の種類(素材)

紙の猫砂
◯ – おしっこが固まりやすい!
◯ – 商品自体が軽いので持ち運びが楽!
◯ – 人間のトイレに流せる商品がある!
◯ – 可燃ごみとして捨てることも可!
✕ – 埃っぽい
✕ – 砂が軽いので飛び散りやすい

おからの猫砂
◯ – 猫が食べても無害な商品が多い!
◯ – 可燃ごみとして処理できる!
✕ – おしっこの固まり具合はイマイチ

木材の猫砂
◯ – 環境にやさしい素材!
◯ – 可燃ごみとして処理できる!
✕ – おしっこの固まり具合はイマイチ
✕ – 砂が軽いので飛び散りやすい

鉱物系の猫砂
◯ – 本物の砂に近いので猫が掘りやすい!
◯ – 排泄物を埋めやすいので臭いが漏れにくい!
◯ – 砂が重いので飛び散りにくい!
✕ – 商品自体が重いので持ち運びが大変!
✕ – 埃っぽい
✕ – 不燃ごみとして処理

シリカゲルの猫砂
◯ – 消臭力が高い!
◯ – 1ヶ月間取り替え不要の商品が多い!
✕ – 商品自体が重いので持ち運びが大変!
✕ – 不燃ごみとして処理
✕ – おしっこの量が把握しにくい

※上記は素材別の主な傾向になりますので例外もあります。

猫砂の特徴について

猫砂の固まりやすさや埃っぽさってどんな影響があるの?と疑問に思った方は猫砂の特徴を詳しく書いておきますので参考にしてください。

猫砂の固まりやすさ

おしっこを固めるタイプの猫砂は商品によって固める力が異なります。

固める力が弱いとおしっこの固まりをスコップですくった時にポロポロとこぼれ落ちやすく掃除がしづらいのです。また、すくった時に砂がこぼれ落ちてしまうと、まだおしっこで汚れていない砂まで汚れてしまいますので衛生的にもよくありません。砂が固まる力がどれくらいなのか、商品説明に書いてあることが多いので必ず見るようにしましょう。

猫砂の飛び散りやすさ

砂の大きさや重さによっては猫が砂をかいた時にトイレの外に飛び散ってしまうことがあります。

飛び散った砂を片付けるのはこれまた面倒くさいので飛び散りにくい砂を選びましょう。または、フルカバータイプのトイレを飼うなど、トイレの形状で猫砂のデメリットを補うという考え方も有効です

猫砂の埃っぽさ

猫砂の粒子が細かすぎると、猫砂を追加したり猫が砂をかいた時に埃が舞い上がってしまうことがあります。

トイレに入っている砂なので衛生的に良いとは言えないものが猫ちゃんはもちろん人体にも入って悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

悪影響を及ぼしにくい素材を使っている場合などは商品説明でアピールしていることが多いのでチェックしておきましょう。

おすすめの猫砂

当サイト編集部でオススメしているのは、「トフカスサンドK」という猫砂です。

取り除いた砂を人間用の水洗トイレに流せるのと、砂が固まりやすくニオイもあまり気にならないので、便利でバランスの良い猫砂だと思います。Amazonなどの商品レビューでも高評価の商品ですが、他の猫砂に比べると値段はやや高めかもしれません。

そのほか、人気のある猫砂としては鉱物系でお手頃価格な「ニオイをとる砂」。

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システムトイレの猫砂では「ニャンとも清潔トイレ」や「抗菌デオトイレ」などは利用者が多いですね。

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最後に

猫砂の種類によっては使えない猫トイレがありますので、猫トイレ本体の選び方を見てから猫砂を選ぶと良いですよ。

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