美しい街には猫がいる!世界37カ国・75の街を収録した書籍「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」

世界中をめぐりながら、旅、島、猫をテーマに書籍を執筆している作家、小林希さんの新しいフォトエッセイ「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」が10月22日に刊行されました。

小林希さんの新しいフォトエッセイ「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」の表紙
世界の美しい街の美しいネコ 完全版

本書は猫フォトグラファーとしても活動している著者が、美しい街で暮らす美しいネコを求めてカメラを片手にヨーロッパ、アフリカ・中東、アジア、中米、南米の絶景エリアを訪れて撮りためたフォトエッセイ集。

世界遺産をはじめ、セレブなリゾート地、有数の絶景スポット、戦火の爪痕が残る街まで、ネコがのんびりと我が物顔でくつろいでいる瞬間を捉えた写真が240ページにわたって収録されています。

スペイン・グラナダの猫 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
グラナダ(スペイン)
スペイン・フリヒリアナの猫 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
フリヒリアナ(スペイン)
モロッコ・シャウエンの猫 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
シャウエン(モロッコ)

各地域や街の紹介ページでは、その土地土地の歴史や見どころなどにも触れていて、ちょっとした旅行気分に浸りながら美しい風景や町並み、そこで暮らしているネコたちの姿を眺めることができます。

また、ページをめくっていて実際に現地を訪れてみたい…と思った場合に、参考になる情報も掲載。



街の位置を示す世界地図の横には日本からの距離や所要時間、旅行に必要な日数、飛行機の乗り換え回数、その後の移動手段、ホテルの有無などが記載されているため、お気に入りの街を見つけたら実際にそこへ行くための行程を大まかにイメージすることができます。

地図や日本からの距離や所要時間、旅行に必要な日数、飛行機の乗り換え回数、移動手段、ホテルの有無などを収録 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
フュッセン(ドイツ)

さらに旅を通じて著者が感じたネコとの出会いやすさや、ネコの性格などを街別にまとめた「Cat Date」が収録されているのも本書ならではの特徴。

ネコとの出会いやすさや、ネコの性格などを街別にまとめた「Cat Date」 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
ヴィアンデン(ルクセンブルク)

ネコの「遭遇率」「なつこい度」「堂々度」「おっとり率」について10段階で評価したチャートに、それぞれ一言コメントが添えられており、例えば遭遇率の場合は「メイン通りを外れた道を歩けば出会える」など、街ごとにネコに関する情報を把握することができるため旅の散策に役立てることができます。

ネコの遭遇率、なつこい度、堂々度、おっとり率 by「世界の美しい街の美しいネコ 完全版」
↑街別に「Cat Date」が分かるニャ

世界の美しい街とネコを一度に楽しめる本書。
今回は出版元のエクスナレッジ社に企画背景や制作秘話などについて聞いてみました。

ーー企画に至った経緯を教えてください
ネコ好きの設計事務所社長(フリーダムアーキテクツデザインの鐘撞氏)から、世界中を旅して猫写真を撮っている人がいると紹介されたのが著者の小林希さんでした。弊社はネコ以上に建築に強みのある出版社で、建築つながりで始まった企画だったのです。本書の前身となる第一弾は2015年に発売され、おかげさまで重版することができましたが、今回の完全版ではドイツ、オランダ、ルクセンブルグ、リトアニアなど、外猫が少ないだろうと外していたヨーロッパでも北寄りのエリアと、フィリピン、ベトナム、マカオ、香港などのアジア地域を大幅に追加しています。ページ数は168ページから240ページへ、ネコと出会った街の数も54から75へと増加しており、著者の小林さんには頑張っていただきました。

ーー制作ではどのような点にこだわりましたか
写真選びで、美しい街と美しいネコをいかに両立させるかが悩みどころでした。ネコによりすぎると街が写りません。反対に街が分かる写真を選ぶとネコはウォーリーを探せ状態になりますし……。ですので、写真の組み合わせでどちらも堪能いただけるように工夫しております。カバーの写真をどれにするかも悩みました。実際に選んだのはリトアニアの猫カフェです。非常によい写真ですが、写っているネコたち(分かりにくいですが黒ネコもいます)は、外ネコではないし、後ろを向いています。そこで著者のアイデアでガラスに映った正面向きのネコをちょっとだけはっきりさせています。道路に座っているかのような不思議な写真になっていますので、ぜひ店頭で確かめてみてください。

ーー撮影エピソードをひとつ挙げてください
プエルト・リコの首都サンファン(174〜177頁)では、住民から聞いたネコがいるエリアや、ネコが保護されているエリアに行ってみると、まさにネコ天国。撮っては追いかけ、撮っては遊んで、撮っては逃げられ、終日ネコと過ごしておりました。その翌日、「やあ、キャットガール!」と現地の数名の方に声をかけらました。どうやら、ネコに首ったけになって撮影していたところを、知らないうちに見られていたようです。たまに周りが見えなくなるほど猫との時間に集中してしまうので、いろいろと気をつけようと思います(著者談)。

■書籍データ
書名:世界の美しい街の美しいネコ 完全版
著者:小林希(こばやし のぞみ)
仕様:A5版/240頁

■章構成
ヨーロッパ1:スペイン/ポルトガル/フランス/ルクセンブルク/オランダ/ドイツ
ヨーロッパ2:イタリア/マルタ/ギリシャ
ヨーロッパ3:クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴビナ/セルビア/コソボ/ルーマニア/ハンガリー/チェコ/リトアニア
北アフリカ・中東:モロッコ/チュニジア/イスラエル/ヨルダン/トルコ
中央アメリカ:キューバ/プエルトリコ/メキシコ
南アメリカ:ペルー/チリ/アルゼンチン/ウルグアイ/ブラジル
アジア:・ベトナム/フィリピン/タイ/マカオ/香港/台湾/ロシア/日本

■著者プロフィール
小林希(こばやし・のぞみ)
1982年生まれ、東京都出身。出版社を退社し、世界放浪の旅へ。1年後帰国して、『恋する旅女、世界をゆくー29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎文庫)で作家に転身。
現在も旅をしながら、旅、島、猫をテーマに執筆。猫フォトグラファーとしても活動している。また、瀬戸内海の讃岐広島に「ゲストハウスひるねこ」をオープンするなど島プロジェクトを立ち上げ地域おこしに奔走する。

画像提供:X-KNOWLEDGE CO.,LTD.


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