猫に関する7つの資格を解説(猫の資格一覧)
※本ページはプロモーションが含まれています
猫が大好きな人の中には、猫に関する仕事に携わりたいと考えている方もいることでしょう。また、猫を飼っている人であれば愛猫の健康管理のためにも、資格の取得を通じて猫に関する知識を深めたいと思うこともありますよね。
では猫に関する資格には一体どんな種類のものがあり、どのようにすれば取得できるのかについて、このページでは解説していきます。
キャットケアスペシャリスト&キャトシッター
キャットケアスペシャリストとキャットシッターは、一般社団法人・日本ペット技能検定協会が認定し、ヒューマンアカデミーの通信講座で取得できる民間資格です。
資格を取得するための講座には専門学校でも使用されている600ページ以上の専門的なテキストが2冊とDVDがついており、基本的な猫の生態から日常の飼育方法をはじめ、グルーミング法や看護技法などを動画で学ぶことができるので、ペットショップで働きたいと思っている方はもちろん、動物ライターとして活躍したい方もその知識を活かすことができます。歴史や看護学、繁殖法なども学べるため、ブリーダーを目指している方にも適した資格です。
また、猫だけでなく犬についての内容も含まれていて、それぞれの生態の違いを学ぶこともできるため、猫と犬を両方飼っている人にも向いています。キャットシッターを目指す場合は、希望すれば現役のシッターさんと共にお客さんの自宅を訪問して実技研修を受けることもできるので、知識だけでなく実践力も身につくことでしょう。
気になる受講料は89,000円とやや高めに設定されていますが、これらの資格は会場で試験を受ける必要がなく、自宅で行った添削課題を提出することでカリキュラムの修了証が交付されるので、その後ライセンス申請を行うことで学習開始から資格の取得まで自宅にいながら完結することが可能。さらに、1つの講座でキャットケアスペシャリストとキャットシッター2つの資格を同時に取得できるのも特徴です。
受講料:89,000円
ライセンス交付料:12,000円
<PR>
⇒キャットケアスペシャリスト講座│ヒューマンアカデミーの通信講座(たのまな)
キャットフレンドリーパーソン
専門性が高い資格に身構えてしまう方や飼い猫の健康管理に役立てたいと思っている方は、キャットフレンドリーパーソンという資格を検討してみると良いでしょう。
キャットフレンドリーパーソンは、猫専門動物病院の先駆け的存在、東京猫医療センターで院長をされている服部幸先生が監修、ヒューマンアカデミーが実施している民間資格です。
こちらの資格は「愛猫健康講座」で取得することができ、講座では猫が健康に暮らすための正しい知識や症状別の対処法などを学ぶことが可能。自宅で受験することができ、回答は○×式、出題数は100問となっています。
専門性は高くないため就職で活かすのは難しいかもしれませんが、愛猫との暮らしをより良くしたり、猫のボランティア活動をしたいと考えている方などにとっては有用な知識となるでしょう。
受講料は45,000円。仮に試験で落ちてしまっても、3回目までは受験料が講座受講料金に含まれているのもポイントです(4回目以降は、別途受験料3,000円が必要)。
猫健康管理士
猫健康管理士は飼い猫が健康でいられるように、日々のお手入れ方法や予防策などを学ぶことで取得できる資格で、全日本動物教育協会が認定する資格です。
教材テキストの内容は動物専門学校でも使用されているものなので、専門性が高いのが特徴。トリマーやペットショップでの仕事に活かすことができます。講座にはお手入れセットが付属しているため、猫を飼っている人であれば、愛猫に実践しながら理解を深めることができます。
受講料は60,000円ですが、資格の取得強化月間などには安く受講できることもあるので、興味のある方はこまめに資格サイトをチェックしてみると良いでしょう。
キャット・グルーミング・スペシャリスト
キャット・グルーミング・スペシャリストは猫の美容師とも呼ばれる、猫専門のトリマーの資格。日本動物衛生看護師協会が認定している資格です。
日々の健康管理法だけでなく、猫種ごとの特徴を知り、グルーミングに関する知識や技能を身に付けます。
こちらの資格は下記の条件が必須となるので注意しましょう。
①猫の美容に関する3年以上の専門学校、短期大学、大学を卒業(卒業見込みも含む)し、日本動物衛生看護師協会の指定する猫の講習会を受講し、実技試験に合格した者。
②猫の美容に関する2年以上の専門学校を卒業(卒業見込みも含む)し、2年以上の実務経験を積んだ後、日本動物衛生看護師協会が指定する猫の講習会を受講し、実技試験に合格した者。
③日本動物衛生看護師協会が認めた20歳以上の学習者や実務者で、日本動物衛生看護師協会が指定する猫の講習会を受講し、実技試験に合格した者。
ペットサロンで役立つキャット・グルーミング・スペシャリストは、動物医療における看護師の資格「動物衛生看護師」とも相性の良い資格です。
受験料:10,000円
登録料:5,000円
動物衛生看護師
動物衛生看護師も日本動物衛生看護師協会が認定している資格で「アニマル・ヘルス・テクニシャン」とも呼ばれます。
動物医療における看護師の資格で、病気やケガをした動物の看護にあたるための知識と技術を証明するため、受験するには下記のいずれかに該当していなければなりません。
①動物看護に関する3年以上の課程を有する大学、短期大学、専門学校の卒業者(卒業見込者含む)
②動物看護に関する2年の課程を有する専門学校を卒業後、2年以上の実務経験
資格所有者は動物を治療した後のリハビリや、飼い主へのカウンセリングなどを行うことも可能。
資格は毎年2月頃に、日本動物衛生看護師協会の認定校で行う試験に合格することで取得することができます。
登録料:5,000円
愛玩動物飼養管理士
愛玩動物飼養管理士は、数あるペット資格の中で最も有名な資格のうちのひとつ。
公益社団法人日本愛玩動物協会の通信教育によって取得できる資格で、猫だけでなく犬や鳥、小動物などの生態、動物に関する法律を学ぶことができます。
この資格はペット関連のお店を営業するのに必要となる「動物取扱責任者」の資格要件のひとつとして国や自治体から認められているため、就職や開業などで取得する人が多い資格です。愛玩動物飼養管理士には1級と2級があり、1級は2級の取得後でなければ受験できない上位資格ですが、動物取扱責任者は2級の資格があれば申請することができます。
基本的には教材を元に自宅で学習することができますが、会場に足を運んで各科目の専門家による講義を聴講するスクーリング(講習会)を受ける必要があり、認定試験も全国主要都市の試験会場にて一斉に行われます。
受講受験料:1級 32,000円/2級 30,000円
認定登録料:1級 20,000円/2級 5,000円
認定動物看護師
動物病院で獣医師の治療のサポートをする動物看護士は、受付や検査、入院動物の介護など幅広い業務に携わることができます。
しかし以前までは、さまざまな民間団体によって資格が乱立している状態で、動物看護士の質に大きな差が生じてしまっていたことから、現在は将来の公的資格化を目指す「認定動物看護師」という民間資格に統一されており、動物看護師統一認定機構が実施する試験に合格することで、その資格を取得することができます。
<受験資格>
①動物看護師統一認定機構が推奨したコアカリキュラムに基づく「動物看護学」を教育する学科、あるいはコースを有する専修学校専門課程、あるいは大学において、認定動物看護師になるのに必要単位数または必要時間数を正規課程で修めた者。
②動物看護師統一認定機構の受験資格審査により個別に認めた者。
試験は全国主要都市の試験会場で行われ、受験料は15,000円となっています。
<参考>
⇒猫の資格「キャットケアスペシャリスト」の解説ページ
<PR>
⇒ペット看護&セラピーエキスパート資格講座
⇒動物健康管理士・動物介護士
⇒動物取扱責任者
⇒愛猫健康講座
⇒ペットホテル開業講座
編集:Cat Press
※上記は2018年1月時点の情報に基づいた内容になります。